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お互い彼に好意を寄せていることがわかった
わかってからは結託してどうにか彼を振り向かせる努力をした
ついにその努力が実り、彼を愛で縛りあげることができた
最初、この部屋に連れてきたとき彼は子犬のように怯えきっていた
無機質な部屋、無言の俺達
怯えるためには十分すぎる材料が揃っている
だから俺達はそんな彼を安心させようと試みた
でも彼はその小さな体で精一杯の威嚇をしてきた
それすらも俺達には逆効果ということもこれから教え込まないといけない
少しずつ、少しずつ
焦ったら何も上手くいかないから
待っててね、俺達の可愛いわんちゃん