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「お前達、ここで何をしておる?」
ッ!…もう追っ手が!!…っていうか、女の子?
「あ、あの~…俺たち、特に何もして…」
「そこにいると言うことは、何かしているということじゃろ!それに、怜和はなここで寝ておるのじゃ?」
じ、じゃろ?、それに…ウサギの耳の着いた帽子?…今、怜和って言った?!?!
「お、俺は雷飛。」
「怜和はなぜお前と一緒なのじゃ?」
「まぁ、内緒」
「ズルいのじゃ!我にも教えるのじゃ!!」
なんか、こっちはこっちで幼稚だな…
「あ、名乗ってなかったのじゃ、我はルル。200歳の見習いの猫又じゃ!」
200歳でまだ見習いなのか…恐るべし。
「猫又なのになんで、ウサギの帽子?」
「内緒じゃ。お前が教えてくれぬからな」
なんだそれ…
「おい!いたぞ!!」
「捕まえろ!!」
まずい!今度こそ追っ手が!…
「追われておるのか?」
「そう!ちょっと、手伝ってくれない?!」
「断る。」
は~~~~???追っ手がいるかって確認だけ?普通手伝ったりするだろ!!
「全てを断るとは言っておらん、そ~じゃの~…褒美をやると言うのであれば手伝ってやってもよいぞ? 」
なんか腹立つ…でも今は仕方ない!
「怜和を安全な場所まで連れてくよ!」
「ハァハァ、結構、遠くまで、来たんじゃないか?ハァハァ」
「まだじゃ、すぐに追っ手がまた来るじゃろ」
「ヴ~ン…あれ?雷飛、移動したの?」
やっと起きた~!!!これでもう、怜和をかつがなくても良いんだ✨
「やっと起きたか、怜和。追っ手が来ておるぞ?どういうことじゃ?」
「内緒…」
「お前もか?!どうなっとるんじゃ?!」
この二人はいつから知り合いなんだろう…
「とりあえず、追っ手が来ないうちに行こう!!」
安全な所に避難したのは良いけど…
「触らせるのじゃ~!」
「あまり近づくなルル」
騒がしくなった…ルルが、怜和の首輪が気になる気持ちはすごく分かるが…
「触らせるのじゃ~!」
「来るな」
「も~、さっきから冷たいのじゃ!!もっと甘~くして欲しいのじゃ!」
「残念でした」
「怜和~…」
確かに今の怜和、冷たいな…聞いてみるか
「ねぇ…怜和?」
「ん?」
「怜和ってなんで感情を出さないの?いくら首輪をつけていたって、ちょっとぐらい感情は出してもいいんじゃない?」
「僕の首輪は特別感情に敏感な物だから、油断が出来ない」
首輪に種類なんてあったっけ?
「そもそも、なぜ怜和は首輪をつけておるのじゃ?他の者は皆、何もつけていないじゃろ 」
「そこは何も言えない…」
「なぜ怜和はそんなにも内緒にしたがるのじゃ?!我らに隠したいことでもあるのか?!」
「あるから隠すんだ」
…ーッ
?、今何か鳴った?
「また冷たい口を~💢」
「悪かったな」
……ピ…
ルルの声で上手く聞き取れない…なんの音だ??
「大体!いつからそんなに冷たくなったのじゃ!!…我より年上だと言うのに、情けないやつじゃな!!」
「…!!、こっちは大事な物常に抱えて生きてるんだよ…のんきに生きてる野良猫とは違って…」
……ッピー…
この音は…確か…
「誰が野良猫じゃ!!ペテン師とは事情が違うのじゃ!!いや、お前はペテン師と言うより悪魔の“て、ん、し、”じゃったの?w」
「…💢、だから…君と僕とでは背負っている物の重さが違うんだ…僕がどれだけ苦労したかも知らないで…」
「や、ヤバイのじゃ…」
ピーッ!ピーッ!ピーッ!ピーッ!
はっ!この音は!!
「ッ!!怜和っ!ダメだ!!それ以上は!!!」
「と、止まるのじゃ怜和!我が悪かったのじゃ!!」
「だから僕は!!……!?」
ピーーーーーーーーッ
「う”ぅ”…あ”ぁ~~!!…」
「怜和!?!?」
ピーッと共に黄色いランプから赤いランプがついた、そして、 音のすぐ後に怜和が丸くなってうめき始めた…
電流……これが…首輪の力…