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「怜和!?!?」
「…耐えるのじゃ!怜和!そうすれば、すぐにおさまるのじゃ!!」
「うぅッ……」
初めて見た…首輪から電流がながれるところを…初めて見た…
俺は、今必死に耐えている怜和に何も出来ないのかな…
「…我は、しばらくあっちにいるのじゃ!何かあったら言うのじゃよ!!…」
平気そうな言い方をしていたけど、ルルが歩き始めるときに少し涙目になっているのが見えた。
「雷飛…」
「!、どうした怜和、まだ、しびれるの?」
「少し、一人が良い…」
「…分かった。」
俺は…ルルの所に歩き始めた。本当に怜和を一人にして良いのか分からない…
「ねぇ、ルル、怜和を一人にしてよかったの?」
「さぁ…我にも分からぬ…」
ルルがこんなに静かだなんて…
「ルル、怜和とは、いつから知り合いなの?」
この場の空気を変えるためか、無意識に言葉が出た。
「大体…60年程前じゃ。なんじゃ、我の昔話が聞きたいのか?w」
「一応、気になるから…」
「我と怜和がくっついていたのがうらやましかったのじゃな~?w」
「そ、そう言うわけじゃ…//」
「お前もまだまだガキじゃの~w」
マジでウザい…でも、今はそこまで気にならない…
視点 雷飛→ルル
我と怜和が出会ったのは、我が親から離れたすぐ後じゃった。
「ねぇ…君、一人?」
顔の隠れた女?が話しかけてきたのじゃ。最初はさらわれると思ったのじゃ…
「一人じゃ。我に用でもあるのか?」
「いや、僕と一緒だな~って…あと、だいぶ前に別れた男の子に似てるな~って」
「我をそんなガキと一緒にするな!!我は立派な猫又じゃぞ!!」
「親から離れた子猫に見えるけど?w」
「なんじゃと~?!」
煽り上手の変なやつじゃ…?
「お前、なぜ笑わぬ?笑顔は大事じゃぞ?」
「心の中では笑ってるんだけどな~」
「悪魔の首輪はもう外れたと聞いておるぞ?…お前、まだ外されてないんじゃな?w」
「うん、そうだよ! 」
こいつ素直じゃな…利用できそうじゃ!
「お前!我の仲間になるのじゃ!!」
「…じゃあ、仲間料金のビーフジャーキー」
「な、なかなか渋いのじゃな…」
「は~や~く~」
手まで出しおって…
「このビーフジャーキー、当たりだね✨」
「もう4袋目じゃ…悪魔にもこんな奴がいたのじゃな…」
利用出来ると思ったのじゃが…これじゃあ利用されるがわじゃ!!
えずけも出来たのじゃ、今がチャンス!!
「怜和、お前に仕事をやるのじゃ」
「仕事?僕、やったことないけど」
ジャーキー咥えながら答える余裕もなくなるじゃろう😏
「お前、敵の情報を集めるのじゃ!敵の名もつかんで来るのじゃ。」
「じゃあ、仕事料金の…」
ここでもジャーキー4袋…
「8袋で!」
「8袋じゃと?!?!」
「払えないの~?そっか~…」
「はっ!払えるのじゃ!!後払いでじゃがな…」
視点 ルル→雷飛
「なんかいろいろすごいねw…」
「前はもう少し、喜怒哀楽がはっきりしてたのじゃが…」
喜怒哀楽て…まぁ、実際そうかも。
俺が初めて会った時の方が今よりずっと、楽しそうだったな。
「怜和に仕事を頼んだ後、30年程?会わなくなったのじゃ」
音信不通、的な?
あ、そいえば…
「ルルが言ってた『敵』って結局誰だったの?」
「蓮《れん》じゃ、お前、気づかなかったのか?」
??、どゆこと?
「雷飛の隣にずっとおったぞ?」
「俺の隣?、誰もいな…」
いないって言いかけた時、誰かが俺の肩に触ったような感覚がした。
『やっと気づいたか…😅』