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桃 源 暗 鬼
真 澄 × 四 季
⚠オメガバ
R15 ?
「ヒ ー ト と 仕 置 き」
四季は今隠れていた。
真澄の家へ遊びに来ていた四季は真澄をひょんとしたことで怒らせてしまった。
最初はそこまで怒っていなく、四季が謝っていればすぐ終わることだった。
でも四季はそれをしなかった。たまに喧嘩はするが、四季が悪い時も、真澄が悪い時もある。自分が悪いと思った時は謝っていた。けど真澄は謝らなかった。自分が悪くても、謝るものか。と決して自分から謝ることはなかった。
その事に四季は不満を持っていたのだ。真澄が悪くてもいつも謝るのは俺。だから今回は自分が悪くとも謝らなかった。
それどころか、意地悪な隊長より、優しくて可愛がってくれる馨さんの方がいい!!そう言ってしまったのだ。
聞いた瞬間ドス黒いオーラを放って拳を握りしめた真澄を見ると頭の中で警告がなった。
逃げなきゃやばい、本能でそう感じた瞬間走って逃げ出した。玄関にいくとすぐバレて追いかけられるので隠れて様子を見ながら逃走をはかることにした。
階段の下にある物置の扉を素早く開けて音を立てないように閉める。息を殺してバレないように外の音を聞く。ギシッと音を立てて近づいてくる真澄に恐怖を覚える。
ついに扉の前まで来て通り過ぎろと願っていると、その足音は扉のまえで止まってしまった。
「一ノ瀬ぇ、お前からはな、Ωの匂いがすんだよ。」
扉を勢いよく開けて、四季の腕を掴む。
四季はいやだ!といって出ないように壁を掴むが手が滑って真澄の、身体に引き寄せられた。
「これからお前は俺の番だって痛いほど分からせてやるよ」
四季の腕を引っ張って、真澄の部屋に連れられた。真澄の服がたくさん入っているクローゼットを開けるとその中に押して入れられた。出ようとすると足で押し返され、クローゼットを閉めると 取っ手部分をロープで縛ってあかないようにした。
クローゼットの中は、真澄の匂いでたっぷりで、嫌でもΩの四季は発情してしまう。
クローゼット内は、真澄の匂いで充満していて当然の事ながら逃げ場はない。
頂を噛んでもらえなきゃこの熱は治まらないのに、真澄の匂いでその熱は増す一方だった。
呼吸が荒くなって顔も赤くなっているのを感じる。目にも涙が潤んでいて、たっぷりと汗をかいている。
身体に力が入らなくて、身体を落とすともっと強い匂いに包まれた。
助けを呼んでも助けは来なく、ただこの生殺しのような状態をずっと耐えるしかなかった。
何時間たっただろうか。
クローゼットの扉が開き光が入った。
身体を動かせないでいると真澄はしゃがんで四季の顔を確認した。
これで懲りたかと思い、四季の顔を上げさせて、謝る気になったか?と言うと顔を力無く横に振る。
チッと舌打ちをすると乱暴に四季の唇を奪う。舌を入れて四季の口内を犯すと四季はガリッと舌を噛んだ。
四季の口の中で鉄の味が広がると、舌が引っ込む。
「テメェにはまだ足りなかったか。」
そう言ってまた四季をクローゼットの中に閉じ込めた。
先程まで本人が近くに居たことで治まっていた熱がまた四季を支配した。
頭が真っ白になって何も考えられない。
真澄の匂いがどうしても疼いて真澄を求めてしまう。
さっき何故折れなかったんだろうと自分の行動に激しく後悔する。せっかく地獄から脱げだすチャンスだったのにそれを自ら手放してしまった。
匂いの少ないところを探そうと動くと服が身体をくすぐって、甘い声が漏れてしまう。いつもより敏感になった身体はただそれだけで反応してしまう。
もう耐えられなくて、ごめんなさいっ、俺が、悪かったからと大きい声で叫んでも真澄は来てくれない。
それでも諦めまいと謝っていると 、やっとクローゼットの扉があいた。
「ケッ、うるせーなクソガキぃ」
四季は真澄にぎゅっとしがみついて、震えた声で許しを乞う。
「おれがっ…悪かったのに 、謝らなくてごめっ、なさっい」
「許してやるよ 。テメェが10回イってからな。」
その言葉を聞いてまた絶望するのだった。
━━━━━𝙚𝙣𝙙 .
うーん!オメガバいいですね!!
オメガバよく分かってないから難しかった!!てか今のところ短編集のますしき躾とかお仕置とかしか書いてないな!!笑
️♡ 💬
▷モチベ⤴
コメント
10件
うわぁぁ好きです;;
なんでこんな話考えられるのかがわからん! ちょっと最高すぎてやばいんですけど… 口角が天国に行っちゃったんで取りに行ってきますね
すっごい良かった! なんかドキドキしちゃったよ、!💓 あと普通に真澄隊長絶対いい匂いしそうだなって思っちゃった笑