「う…」
頭に鋭い痛みが走り、思わず眉を顰めた。
…暗い。音もしない。ここがどこなのか分からない。
「イッテェ…」
この頭痛は何なんだ。俺は確か章太郎と話していて、章太郎が納得してくれたことに安心して。
帰ろうとした時、目の前が真っ暗になって──。
「…章、太郎…?」
暗い部屋。うっすらと見える天井。今は光を奪われている大きなシャンデリア。壁紙にも見覚えはなく、何だかアロマみたいな匂いもする。
寮じゃないのは確かだ。かといって俺のマンションでもない。
どうやら俺はベッドに寝かされているらしいのだが、なぜか体が金縛りのように動かない。
「裕孝ぁ」
「…え…?」
章太郎の声が聞こえた瞬間、ゆっくりと視界が開けていくのを感じた。
「あ…」
ベッドの縁に腰掛けた章太郎が**********************
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