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僕は鍛刀が苦手だ。
しかし、そろそろ部隊も増やしたい。
「…やるか」
意を決して、鍛刀部屋に足を踏み入れる。
すでに身体が震えているのを無視して、資材を準備する。
ふと、燃える炉と目が合って手にしていた玉鋼が急に重くなる感じがしてふらつく。
「あ…」
『…』
聞こえる。
『…あるじ』
そして、あの傷が熱くなる。
「ぐっ…」
「主様!」
目を開けると、管狐や刀鍛冶が心配そうに僕を覗いていた。
どうやら、倒れたみたいだ。
「…っ、ごめんまた」
「主様…無理をなさらないで」
泣き出しそうな顔で僕にしがみつく管狐。
「…まだ僕は、僕を赦すことができないみたい」
「違います…それは違います主様」
傷の痛みは全然我慢できる。あれは僕のミスなだけ。
だけど…
生みだそうとすれば、手に残る記憶が蘇り拒否反応が出て、力が制御できなくなる。
「ご自分を責めないで…」
「分かってるよ、大丈夫」
今はまだ、男士たちが持ち帰ってきてくれる刀が頼りだ。
もちまる