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珠依姫
250
68
#オリジナルストーリー
犬皮2
285
カン
364
大柄で筋肉質な男性が青灰色をした厚手のロングコートの姿で扉を開ける。
オークス・ヴェレクエラ「うん。おはよう」
ルティ「おはようございます」
ドゥーラン「あぁ、おはよう」
オークス「ルティはあれだな、3日ぶりだよな」
ルティは少し考える。
ルティ「あっ、4日前程だと思います」
ルティ「元気でしたか?」
オークス「うん。元気だよ。ルティは?」
ルティ「私はドゥさんからいつも通り、大切に沢山の愛情を受けているので元気です」
オークスは口角を上げて咳をするように笑ってしまう。
オークス「凄い愛されてるなルティ」
ルティはドゥーランの手を握る。
ドゥーラン「いや、時々ルティはこうなってしまう節がある」
ドゥーラン「家の中では基本的に普通だ」
オークス「おぉそうかそうか」
オークスはまた少し笑って家の中から歩いて外に出る。
オークスを改めて見ると背中には槍と弓と矢筒、腰には長剣が携えられていた。
オークス「俺が乗馬するのはあの馬でいいか?」
オークスはドゥーランが持ってきたもう1頭の馬を指差す。
ドゥーラン「あぁ。元々オークスを乗せるために決めていたのが丁度その馬だ」
オークス「よし、分かった」
オークスは1度その馬の首を撫でて乗馬する。
ドゥーランはここまで乗ってきた白い毛の馬に乗馬して、次にルティを乗せる。
左腕でルティを抱えてオークスに続くように走らせる。
街に続く整理された道を走り、それに続く山えの道を曲がる。
家を出た時より速度が速くなり、ドゥーランとオークスはフードを外し、ルティは手で自分のフードを押さえる。
しばらくしてオークスは狼の群れを見つける。
オークス「狼の群れだ!先に俺がやるからお前ら!引き返せ!」
ドゥーランは馬を引き返して少し遠い位置から隠れてオークスの方の様子を見る。
先頭の白い狼が遠吠えしてオークス目掛けて走り出す。
それに続く先頭を含めた合計8匹がオークスを狙っている。
先頭がオークスの寸前まで近付き、飛び込んで来たと同時にオークスは先頭の首根っこを掴む。
もう片手で槍を使って続いてきた狼の背中を貫き、すぐに引き抜いてこの間に飛び込んで来た3匹目の狼を薙ぎ払う。
4匹目は槍の柄を飛び込んでくる喉に食い込ませ、5匹目は距離があり、魔法で周りの雪を散らして視界を奪う。
その隙に5匹目の頭を足で潰そうとするがすぐに5匹目が避けようとしたこともあり、横にずれて狼の足を潰し、同時に槍で背中を貫いてとどめを差す。
片手に持ってる狼を横に投げ捨て、次に弓を使って薙ぎ払った3匹目を殺し、投げ捨てた狼が横から回って逃げようとするところを急いで捕まえ、他の狼に向けて魔法で火を吹いて残りの狼を退散させる。
コメント
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──第2話、読み終えました! まず、朝のやり取りからもう「この人たちは本当に仲が良いんだな」って伝わってきて、ほっこりしました。特にルティが「ドゥさんからいつも通り、大切に沢山の愛情を受けているので」ってさらっと言うのが、めちゃくちゃ可愛い。オークスが思わず笑っちゃうのも分かります。 あと、戦闘シーンの流れるような描写が凄いですよね。「槍で背中を貫いて、すぐに引き抜いて、3匹目を薙ぎ払う」って、もう頭の中で映像がパッと浮かびました。オークス、めちゃくちゃ強い……!狼の生態や動きをちゃんと見極めてる感じが、本当にプロの狩人っぽくてカッコ良かったです。