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Kn×Br
微体調不良
🎤
「ね、きん、とき、」
俺の名前を呼ぶ彼
徹夜明けなのか声が弱々しい
いつものきんさん呼びもなく
抱きつきにも来ない
相当疲れているのだろう
「ぶるーく寝ないと、疲れてるでしょ?」
Br「んゃ、ここにいるぅ…」
いつもテンションの高い彼が
ここまで疲れ切っているのは 少し心配だ
「部屋戻ろう?顔色悪いよ…?」
Br「んー、やぁだぁ…」
どうしようか
正直可愛いからここに居てくれて構わない
でも、体調を崩させる訳にはいかない
、しゃーなしね…?
「ね?ぶるーく寝よ?」
Br「やぁーぁ、」
「ぶるーく?」
Br「きんときと一緒にいたぃ…」
「んー、ぶるーく、おいで」
Br「ん、」
弱々しく歩いてきたぶるーくを抱きしめる
自分自身ソファベッドに寝転び
ぶるーくが俺に被さるようにする
Br「あぇ…?きんときぃ…?」
困惑しているうちに体制を整え
位置が変わるよう勢いをつけ
ぶるーくをソファに押し付ける
Br「んんぅ…?」
「寝よ?ぶるーく」
Br「ん、やぁあ」
「そんな抵抗するなら襲っちゃうよ?」
「弱いとこみせといて」
「今なら簡単だよ?」
Br「んぇ、いいよ…?きんときがしたいなら…」
「ばーか、だーめ」
効き目がなかった
Br「すきぃ、きんろきすきらよぉ…?」
「煽ってるつもりだろうけど」
「絶対今日は襲わないから」
「ほら、ねよ…?このまま、ね?」
Br「んー、や、」
「一緒に寝るのもだめ?」
Br「だめ」
「へー、」
「じゃあ、俺上で寝てくるわ」
「ぶるーくはここでゆっくり、ね?」
Br「ぇ、やぁら、」
Br「きぃときぃ…おいてからいれぇ、」
そういって涙をぽろぽろと流す彼
精神が削られて、耐性もなにも、ないんだろう
「え、あ、ご、ごめん、うそだから」
「一緒に上行こ?」
Br「うごけなぁ…」
「もう、しょーがないなぁ」
俺より身長の高い彼を姫抱きする
身長の割には軽く、俺でも運べる
どうやって寝かしつけようか
Br「んへぇ…きんときぃ、すきぃ…」
「俺も好きだよ」
無言になった彼
彼の耳は赤かった、理性はあんのね
「かわいーね、ぶるーく」
Br「あばれるよ」
「置いてく」
Br「ぁぇ…おいてかないで…」
「置いてかないよ、うそ、ごめん」
Br「いぃよ…」
寝室のドアを開け、ベッドにぶるーくを降ろす
「ねよ…?」
Br「ねれなぃ…」
「ほんとはねむいでしょ?」
Br「んやぁ、きんときといっしょにいるぅ」
「いるよ、俺はずっと」
Br「ほんとぉ…?」
「うん、ほんと」
Br「ね、きて…?」
誘ってんだよなー、これ
こーゆー時ばっか
「誘うのは、元気な時にしてよね、もう 」
Br「えへぇ…」
文句を言いつつ隣に転び
ぶるーくの頭を俺の胸板につけ
背中と頭を手で包む
「お疲れ様」
Br「きんときのにおい…ありがと…」
「すきだよ」
Br「僕もぉ…」
俺の心音が聞こえるほど静かになった
今日はほんとに心臓に悪かったな
寝るの早かったな
「スマホ…」
Br「はなれない、で…」
「え、…あはっ、わかった」
見抜かれてたようで
謝罪の代わりに頭を撫で続ける
寝息が聞こえる、 寝たようだ
明日は元に戻ってるといいな
今のぶるーくも好きだけど
やっぱ、ね…?
「明日は、俺にちょーだいね?」
【時間】