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🔼 attention
nmmnに対しての最低限の常識がない方は読み進めることを禁じます。
本人様と本作品は全くの無関系です
タグにはprakと記載しましたが、そこまで強いものではありません。他カプ要素あるので地雷ある方はバックでお願いします。(今話多め)
ak side
思えばあの日から pr 先輩への熱いアタックは始まっていたのだ。
話しかけすぎも良くないし、話しかけなさすぎも良くないと思った。だから毎日の昼、学食列に並んでる時間だけでも俺の事を知って欲しかった。
親友の Kty にも相談した。放課後は俺の為に時間を割いてまで話を聞いてくれる時だって多々あった。そのお礼と言うには小さい事すぎるけど、Ktyとその恋人さんのデートプランを一緒に考えたり、贈り物の提案を出したり、それこそ恋愛相談を聞いてお互いにWinWinな時間だと思ってた。幸せ者だと。
──── が、その全てが裏目に出ていたなんて思いもしなかった。
「 ak 、落ち着いた?」
隣にはずっと背中をさすってくれている親友の姿があった。
全てを pr先輩 から聞いた今、感謝よりも申し訳なさの方が遥かに大きかった。
「Kty。ごめん、ごめんね」
「えっ、なんで、何なんで謝るの」
「俺もう大丈夫だからさっ、授業、戻っていいよ!」
俺なりに精一杯の元気をその一言に注ぎ込んだつもりだった。
けど Kty の表情は柔らかくなるどころかその瞳にakを写しては逸らさなかった。
「pr先輩になんて言われたの」
「……っえ、なんで」
「さっきこの付近で歩いてるの見ちゃった」
「言って」と強く訴えかけてくるKtyには申し訳ないけど、絶対に言うことが出来ない。
もし言えば確実に自分を責めるだろう。
そんなことされたら今度こそ涙が溢れて止まらなくなる。
「ほんとにほんとにだぁーじょぶだぁって!」
「akっ…」
「まじでねぇ、ほんとに大丈夫!」
「ak」
「 ak 」
暫く沈黙が続いてしまった。
「ね、僕そんな頼りない?」
ああ、ほんとうに。
もう消えてしまいたい。
「ほんとに大丈夫っ!!俺先戻ってるよ〜!」
そうKtyに投げ捨てて足早に倉庫を出た。
いつもの俺に一刻も早く戻らなくては。
じゃないと全部をダメにする。恋心も、親友も、好きな人の心も。全部諦めよう。
mz side
最近のニュースを報告しろと言われたら学食のトンカツの値段が五円アップしたこと。
物理教師の山田の髪が若干黒くなったこと。
それと、pr の追っかけを見ないこと。
「なあ pr 、akくんは?」
「知らん。折れたんやろ」
そっけな、とも思うけど今までのprの反応からして納得いってしまうのがこれまた。といった感じだ
けど、何か違和感がある。
俺はprと昔からの付き合いでもなんでも無いし絡み始めたのも去年からだが絶対的な なにか があったことは分かった。
「あー てか、昨日akくんからDM来たんだけどさ」
「は? なんて」
「確か “pr先輩に酷いことされました” だったかなあ?」
「、、!あいつ、」
持っていた食器トレーを勢いよく机に置きどこかに向かおうとするprの手を思いっきり掴んだ。
離せよ、と言わんばかりに睨みつけてくるprに抱いたのは こいつアホだな という感想のみ。
「ばーか。嘘だよ、うーそ」
「は?」
まあ、言ってしまえば 鎌をかけた。
こうでもしないとこいつが口を割らない事は確かだし、少々手荒だったがまあ親友割引きということにしておいてもらおう。
「さ、全部話してもらおうかなあ?何があったのか」
俺がそう言い口角をあげると、あからさまに目を逸らしばつが悪そうな顔をするprに吹き出してしまいそうになった。
「まっ!トンカツ食ってからな!」
「、、、おん」
「WWW ばっかだなあお前!!」
「うっせーな!最善やろ!!」
いくら大切な親友 tgの為とはいえ有り得ない突き放し方をしたprに腹を抱えて笑ってしまった。まさかこいつがこんなにも阿呆だったとは。
prの気持ちも分からなくもなかった。日頃うっとおしいと思っていたのは言葉にも態度にも出てたから絶対にいいとこまではいかないだろうとは思っていた。が、流石に、
「、、ここからは真剣な話だけど、まじで人として終わってるぜお前」
prに、親友にこんな事を言いたかったわけじゃないけど言わざるを得なかった。
prもずっと目線をそらしたままじっと食べ終えたトンカツ定食の食器を見つめていた。
「謝罪してこい。それだけ」
すっかり黙り込んだprに流石の俺もイライラが溜まってきた頃だった。
予鈴がなっても、それも俺の耳には届かなかったらしい。
「はっきり言うけどお前、tgに依存してるだろ」
「、、は?してへん」
「とは言わせねえぞ。異常なんだよ、行動力が」
決定打を押し込めば明らかに同様しだすprにやっぱり、と複雑な気持ちが込み上げてきた。
推理が当たったような、全てが明らかになってしまったような。
それともう一つ。俺の目にはお前がこう写ってたんだよ
「akに好意を抱かれるのも満更でもなかっただろ」
「は、なわけ、」
「否定に逃げようとすんなよ」
両思い、までとはいかないことは確実だった。が、強く突き放さなかったり、何だかんだ話を聞いてやってたり。決定的なのは表情だ。どこか解放されて、穏やかで、居心地良さそうな顔をしていたんだ。
「pr、素直になれよいい加減」
「、、、 」
「お前はもっと自由に恋愛していいんだよ」
pr の顔が上がった。
目に涙を浮かべているわけでもないし表情が大きく変わった訳でもない。
けど俺には分かる
こいつは変われると。
本チャイムがなった瞬間、俺もprも焦った顔で立ち上がり大急ぎで教室に走った。
その馬鹿げた姿が変に面白くて、気が付けば二人で大笑いしながら廊下を駆け抜けていた。
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