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ドイツよドイツよ全てのものの上にあれ
ドイツは帝国復活の第一章と宣言し、周辺国との関係を強めている。
ドイツ帝国復活はオーストリアやブルガリアを騒がすこととなった。
2065年オーストリア・ウィーン
「よくぞお越しくださいました、ウンガーンよ。」
オーストリア首相、リッペンは言った。
「いえいえ、歴史的な大会議に誘われるというこんなにも光栄なことなど御座いません。」
ハンガリー首相、ホルトは言った。
「そういえばメール首相はまだですかな?」
ホルトが聞くと
「少し遅れるようです。その間にお茶菓子でもお先に頂いてしまいましょう。」
とリッペンは答えた。ホルトは安堵した声で
「では、ご失礼ながら楽しまさせてもらいます。」
数分後走ってるような高い音を奏でながらメールは扉を開けた。
「申し訳ございません、渋滞に巻き込まれまして…」
リッペンは笑みをこぼしながら
「やっときましたか、それでは始めましょう。」
「まずオーストリア及びウンガーンの要求としましては
私達はチェコスロヴァキア・ルーマニア領トランシルヴァニア、
ドイツ領ポーランドのクラクフを請求、その後これを承認されれば貴方の同盟であります
「中央帝国同盟」に参加いたします。私達はオーストリア・ハンガリー帝国の復活を望んでいます。」
リッペンは大人しくしかし心境は荒々しく答えた。
「わが中央帝国同盟及びドイツ帝国としましては、紅茶と既に交渉を終え旧帝国の復活を容認しています。
その為、二重帝国最大領土まで回復してもよろしいと考えております。
しかしその際はアメリカ等を相手にする可能性が無きにしもあらず、と言った状況でございます。
私といたしましてもあなた方の案に賛成致します。」
メールはなにか考え事をしながら答えた。
ドイツと二重帝国は中欧を守り世界の中央となる同盟をと誓った。
2065年7月オーストリア・ウィーン
「国会議員及び記者の皆様、ご準備は良いでしょうか。」
「はい、ありがとうございます。
それでは国の方針につきまして、軍事情報も入ります為陸軍大臣に任じております
私、アドルフが発表させて頂きます。
我が国オーストリアはウンガーンとの併合をし、全世界へ宣言します。
ドイツ帝国、またブルガリア、アルバニアも参加いたします、中央帝国同盟へ参加いたします。
そして我が国は、チェコスロヴァキアへ最後通牒を送ります。
内容は全土我が国への帰属で御座います。我が軍は全て準備が整っています。」
そう言い終わるとアドルフは気づいた。
怒る記者、神に祈る国会議員、国家の革命に喜ぶ国民。
自分は間違っていないと考えを更に固めた。
神よ、皇帝を守り給え、我らが良き皇帝を。