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「」
昔からそうだった。
自分は何がしたくて何を言葉として発して
そして行動しているのか。
全然わからない。
咄嗟に出た行動、発言は合っているのか間違っているのか
それを確かめることもできずに
不思議に言葉として出て、
色々な人を傷つけてきた。
そんな俺の虚しい話。
一年生の頃、
廊下を走っている友達を見て
「歩いてよ~!?」
と言った。
それだけなのに、
二人も泣かした。
その時に言われたこと。
「友達関係は難しいね」
だから、友達関係なんかどうなってもいい
そう思っていた
2年生の頃
全てが嫌になった。
本当になんでこんな行動をしたかわからない。
けど、
図工の時間、余った時間に問題児と
クラスメイトの悪口全員分書いた。
全部投げやり
全部書いて、
まるでアニメの悪役のように。
怖くて怖い
悪玉のように。
3年生の頃
誰かに愛されたい。
そんな思いが大きくて
誰かに心配されたくて
仮病を使ったりして
誰かの注目を浴びていた
おじいちゃんが亡くなった。
人間が本当に死ぬことを知った。
ただ、この世界から逃げたかった。
4年生の頃
何も変化ない生活で
ず~っとつまらない生活を送って
ただただ送って、
自分の気に入らない子は、
全てに悪口を言いたくなって
言って
言って
でも、その時の感情は
今となっては全部理解できない
「憎しみ」の感情で
その感情は
どこか自分を守るために
生まれて気がしたんだ。
5年生の頃、
推しができた。
「莉犬」くん。
生き甲斐になって
色んな人に布教した。
でも、それが迷惑なんだって。
うるさいんだって。
みんなも自分の話をしてほしいんだって。
じゃあ、俺はなんの話をすればいいの?
自分が本当に自分であるのか。
怖かった。
それから、話の内容を考えて
だんだん過ごすようになってきた。
ただ、人に嫌われたくなかった。
そして今。
最近病みやすくなって、
ずっとどこかでsosを出していて、
リスカだってしたし、
ODだってした。
でも、ただ、
死にたくない気持ちは確かだった。
俺には推しがいるし、
推しがいなくなるまで
どこまでも駆けていきたい。
そう思っていた。
でも、消えそうな夜は、
眠れないほど、自分を侮辱して、
自傷行為を続け、
何もやりきれない気持ちが気持ち悪くて、
ずっとずっと
消えてしまいたかった。
寝ている時だけ自分が一人で入れるのが幸せで
孤独なんかじゃなく、
ただ一人でも
何か包み込まれている気がしたんだ。
学校でも、何がしたいかわからない。
本当に自分を愛して「友達」と言ってくれる人はいるのだろうか。
怖くてしょうがなかった。
「友達」
どこからかわからないけど、
俺はずっと俺についてくる人が
「友達」なのかな。
俺が一番話しかけやすい人も
他の人にずっと懐いていて、
話しかけやすくなくなって、
本当にいい「友達」ってなんだろう。
怖くなっていた。
て、いうか。
俺に「友達」
なんて言葉言っていいのだろうか…
主人公・・・tigusa 小6
一番話しかけやすい人・・・akki
akkiが懐いている人・・・prittu
「友達?」・・・ktya
幼馴染・・・mazeta
推し・・・rinu
新連載~!
実話を用いて、
進めていきたいと思います~!!
ぜひ、みんなが見てほしい作品教えて~!!
その代わりいいねとフォローよろしく!
次回❤︎・・・200
コメント
4件
めちゃくそ楽しみなんやけど…
めっちゃ楽しみ!!