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今日からdzl社でお世話になることになったチョコ・ホワイト男爵こと絹張真白(きぬばりましろ)です、幼少期兄と一緒に子役としてデビューし、現在は声優業とゲーム実況者を休止して、社会復帰を目指すためdzl社でぼんさんの家事手伝いをする契約となっています。
(健康管理資格がいかせた結果である)
D「あ、これからぼんさんの家に寝泊まりも兼ねて健康管理してもらえるかな?」
もちろん、心のケアもかねてね!!
この一言で、僕は彼ぼんじゅうるという男がどんだけ!どんだけ!不健康人間なのか知ることとなる。
まず、たばこの本数を換算。
野菜の徹底、バランス調整。
睡眠は仕方ないとして、朝の支度。
ほぼおかんやーん、というおらふくんの声が聞こえてきそう。
配信時は息を殺す僕に、そこまでしなくてもと言われている。
そんな、日々が、一ヶ月続いた。
b「今日は、僕の誕生日だから生配信もあるし、ご飯はみんなと食べるからー」
という言葉に僕は1人で食べろということだなと思っていると、
b「僕らと、ご飯行かない?」
おらふくんは参加できないからいないけどさ、今日だけでも良いから、お願い!と言われた。
「そのお願いは、誕生日のプレゼントをおねだりしてるんですか?」
b「そ、そうじゃなくて、それでも、いいけど!」
「うそですよ、プレゼント用意してましたし、行きますよ!」
なんて、緊張するなぁ、と思いつつ。
やったぁ!!と嬉しそうな顔と足取りでゲーム環境部屋に行くぼんさん。
僕は、彼のことが、好きだ。
高校時代
真白はぼんじゅうるに救われていた。
他校生「おい、オカマ! 」
「は?オメェふざけんなよ?同中の時からしつけーんだよ!」
他校生「いや、いやいやいや!オメェが俺の上着嗅いでやがったのが原因でホ○扱いされたんだぞ!テメェがカマなのはさておき俺は関係なかったのに、だ!」
謝るとかねーのか?おーん?と絡まれているところを
b「こらこら、君たち、なにしてるの?ここの近所に住んでるものだけど、うるさくて寝てられないわけ、静かにしてくれると嬉しいんだけど?」
と、当時実家で配信していたであろうぼんさんの声が聞こえた。
特徴的な声の人だな。
他校生「あ?おっさん!オメェのがうるせーんだよ!」
と、八つ当たりしてるこのバカに、
「おい、オメェの体育服、嗅いでねーぞ。
俺が嗅いだのは自分の体育服でオメェのクソみたいな香水の匂いがこびりついてないかチェックしてただけだったの」
もー、絡んでくんなよー。
と、捲し立て、他校なのに絡んでくるヤンキーまがいをすかしてそのまま立ち去った、迷惑をかけたため、後日。
ピンポーン
b「はーい、って昨日の高校生!? 」
菓子折りとボタンを持ってやってきた少年にびっくりした。卒業式前の喧嘩だったみたいである、傍には卒業証書を担いでいた。
「これ、昨日のお礼とよければ、また、会いに行くからそれまで預かっててほしい。」
YouTuberだろうが、ニコ生配信者だろうがぜってーみつけて、会いにくっから!
と、カッコつけていた。
それから、数年後。
思わぬ形の再開に、お互い、思い出してはいるものの、このことについては話せていない、2人でもあった。
続