テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
「藤原さーん。」
いつもと同じ廊下、扉を開けて声をかけると病室には誰もいなかった
「……」
しょぼんとする
なんでいないんだろう、
カーテンは窓が空いたままで揺れていて、その間からは夕日が入り込んでいる
それを見てぼーっとしてしまう。考えられる事を頭の中で整理してみると、一つの答えが出た。
エレベーターに乗って、中で押したボタンは一階。しばらく不思議な浮遊感が漂った後、自分は足早に花壇へ向かった
花の匂いの中で声をあげてみる
「藤原さーん!」
すると、向こう側から見覚えのある包帯の腕が手をあげてフラフラ動いていた。
しばらく歩いていくと、そこにお目当ての人がいた
「…奏斗」
「何してるんですか?」
「ん…気分転換にちょっと見に来たんよ…」
相変わらず弱っている中よくもこんな行動を取れるなぁと感心した。
「藤原じゃ、ちょっとようわからんわ…」
確かに、藤原はたくさんいるような苗字だし、そもそもこの人の場合下の名前で知られてそうだからなぁ
「じゃあ月人さんって呼びます。」
「…ありがとう…」
その時の月人さんはどこか照れ顔だった気がする。
24
部屋の隅のみかん🍊@受験生
1,580
150
ましゅ/💛🎶︎︎︎ ︎💫
233
コメント
4件
名前呼び、距離が縮まった感じがしててぇてぇし、月人さんの照れ顔可愛いです🥹 シリアス展開も楽しみにしてます🫶
小学生の頃はよく声が小さいと指摘されましたね。うるせぇそっちが合わせろ(^∇^)(責任転換) 長々とやりたく無いので、次からちょっとシリアスな感じにしたいです。
うわああ第5話読み終わったよ〜!!🌸✨ 最初に病室誰もいなくてしょんぼりしてる主人公、めっちゃ可愛すぎん??😭💕 で、花壇で包帯の腕ふりふりしてる月人さん見つけた瞬間「いた!!」って声出たわ(笑)名前呼び「月人さん」に変わるところ、距離縮まった感じがエモすぎてもう…照れ顔最高すぎるんだが??🌟 次も絶対読むからね、待ってて!!