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どーも。wakaです。今回から、公理教会編になります!!遅かったですね!申し訳ありませんでした!!今日は少し短めです‼

それでは、どうぞ!!


ハロー‼アイアムミオ‼今、公理教会の地下牢獄にキリト達といるよ‼ここ光の一つもないし、かろうじてキリトとユージオの顔の輪郭が見えるくらいだよ‼わぁ原作通りだぁ、嬉しくない~。

ユ「眠れるわけないじゃないか。……牢屋に叩きこまれたその晩からイビキかいて寝られるキリトとミオの方がおかしいよ」

ミ「いやぁ、人間、寝たいときは寝られるんだよ」

キ「アインクラッド流の極意その二だ。寝られる時に寝とけ」

ミ「適当すぎでしょ……」

私がさりげなくツッコミを入れるが、キリトはそれを気にする様子もなく、周囲を見回した。

キ「どうだ?少し落ち着いたか?」

ユ「なんだか、全部がまるで夢みたいで…、僕が、ウンベールに剣を抜いて、2人ともあんな…」

キ「…あんまり思い詰めるな。今は、これからのことだけ考えるんだ」

キリトは、どうにかそんな言葉をかける。あの時、ユージオがやったことは間違ってない、と断言することは出来ない。でも、あそこで断ち切らなきゃ、フレニーカちゃん、ティ―ゼちゃん、ロニエちゃんは、一生物の傷を負っていた。最悪のケースを免れただけでも良かったと私は思う。

ユ「これからのこと、か…」

ユ「キリトの言う通りだね。何とかしてこの牢屋から脱出して、アリスに何が起きたのか確かめないと…」

キ「ああ。…きっと、何かここから出る手段があるはずだ」

それが、イベントだったらね、と私はもう一度キリトにツッコむ。いや分かってるんだけどね?逃げられるんだけどね?それでもなんかちょっと、不安なんだよね。

私は、鎖に繋がれた右腕を眺めながら、ベッドの上で蹲った。私達の間を、わずかな沈黙が流れる。最初に口を開いたのは、ユージオだった。

ユ「……アリスも…八年前にここに繋がれたのかな」

ミ「………どうだろう。もしかしたらそうかもしれないね」

私は、原作のキリトみたいに曖昧な答えを返した。


キ「待てよ。ステイシア様と言えば、ここじゃ窓も出せないのか?」

キリトがはっとしたように口調を変えて言った。

ミ「え、窓ってステイシアの窓?」

ユ「そう言えば試してなかったね。やってみなよ」

キ「ああ」

そう言って頷くと、キリトは自分の鎖に印を切った。一瞬の間を置いて、薄紫色で半透明のウインドウが出て来た。キリトはニヤリと私とユージオに笑いかけた。

キ「お、出たぞ」

キリトがその窓を覗き込むから、私もキリトの横まで近寄り、ステイシアの窓を覗き込んだ。鎖が邪魔‼

【23500/23500】【クラス38オブジェクト】

ミ「うへえ……」

思わずそんな言葉を漏らしてしまった私は悪くないったら悪くない。

ユ「うわぁ、これじゃいくら引っ張ってもびくともしないわけだよ。この鎖を切るには、最低でも同じクラス38の武器なり道具なりがないと…」

キ「そういうことだな」

しょんぼりと右手首につけられた鎖を見つめるユージオ。ウッ、心が痛い…。この鎖を断ち切る方法を知っているというのに…。

ユージオのその姿に、耐えられなかった私は、2人に言った。

ミ「それさ、鎖同士を引っ張ればお互いに天命を削り合うんじゃない?」

私がそう提案すれば、キリトとユージオは「その手があったか」と言わんばかりの驚愕の色を見せた。

キ「そうか‼ナイスだミオ!」

ユ「ないす?ってなんだい?」

あ、墓穴掘ったねキリト君。

キ「ああ、いいなって意味の言葉だよ」

ユ「へぇ、そうなんだ‼」

どこまでユージオ君は純粋なんだ…。

んまぁ、そういうことで、私達はお互いに鎖を引っ張り合う事になった。私だけ力が弱いって?ははは女だからってなめるんじゃないよ?小中高、普通の男子よりは握力とか強かったんだからな‼


ミ「うぅぅぅぅ…いたい……」

ユ「…今ので天命が100は減ったぞ…キリト…」

キ「それくらいで済めば安いもんだろ。ほら、見ろよ」

私が後頭部の痛みに悶絶しているなか、2人は回復が早く、もうすでに鎖を腕に巻きつけていた。いや早すぎだって……‼


その後、私は簡単に脱獄してしまったのであった。


ミオ・マルウィス(19歳)

脱獄しちゃった人その1。ユージオにトリップのこと疑われたら話すし、なんなら自分から話すつもり。

キリト(19歳)

脱獄しちゃった人その2。

ユージオ(19歳)

脱獄しちゃった人その3。


読んで頂き、ありがとうございました!次回はエルドリエ戦です‼お楽しみに‼

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