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『ご本人様とは一切関係ありません』
キャラ崩壊・話し方崩壊 注意
四流組です。
(ほのぼの作品です。)
地雷の方、読みたくない方、 苦手な方は
ブラウザバックをして下さい
※詳しい知識は無いです。調べた情報を元に書いたので間違っている所もあります。
それでも良い方だけどうぞ
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カチ…コチ… カチ…コチ…
サラサラサラ…サラサラ……
少し冷たい部屋の中で、 時計の鳴る音と、ペンを走らせる音が響く。
em 「…ふ〜…、とりあえず、こんなもんでええかなぁ。」
書類整理を一段落させ、時計の方に目を移す。短針はもうすぐ3を示そうとしていた。
zm「ん、emさん終わったん?」
私の一言で目の前のソファに座って作業をしていたzmさんがこちらに目を向ける。
em「まあ完全には…とはいきませんが大体は出来ました。なので少し休憩します。」
zm「お、ええやん。」
休憩するのには丁度いい時間でもある。それに、最近は冷え込むことが多いので何か温かい飲み物も欲しいところ だ。
em「折角なので、ホットココアでもいかがですか?」
zm「あれ、今日はコーヒーとか紅茶やないんやね?」
em「そうですね、今日は特に寒いので、身体を温められそうな飲み物を、と思いまして。」
zm「なるほどなぁ。よし!せやったら準備するか!」
ソファから勢いよく立ち上がり、意気揚々とキッチンへと向かいうとするzmさんを慌てて静止する。
em「え、zmさんは座ってていいですよ。」
zm「んや、いつもコーヒーとか入れて貰ってるしな。たまには手伝うで! 」
em「大丈夫ですって。それにほら、zmさんも忙しかったやろ?」
zm「え〜?emさん程ちゃうで。」
em「でも沢山動いとるやろ?俺よりは疲れてるやろうで座っとき。」
zm「いーや、一緒にするね!ってな訳でemさん早よ行くやで!」
em「えぇ〜…、う〜ん…そんならまぁ、たまにはいいですかね。」
zm「よし!じゃあ早速行こうぜ!身体が冷えるからな!」
結局2人してキッチンへと向かい、二手に分かれて準備をすることにした。
zm「じゃ、俺はお菓子用意するでemさんはココア担当な!」
em「まあそうだろうな、とは思ってましたよ。」
そうして、ミルクを温め始め、ココアパウダーをコップに入れる。
温まったミルクをコップに少し注ぎ入れ、先に粉を溶かしていく。
程よくパウダーが溶けたら最後にまたミルクをコップに注ぎきってかき混ぜたら、簡単ミルクココアの出来上がり。
em「ふむ…こんなもんですかね。zmさんは準備の方出来ました?」
zm「勿論バッチリやで!」
em「では戻りましょうか。」
それぞれ用意したセットを持って、飲み物が冷める前に急いで戻る。
向かい合ってソファに座り、まだ熱いココアを一口。
em「あつっ、あ、でも美味しい。」
zm「淹れたてやもんな。ほな俺も一口…。」
少し息を吹いた後に飲む。冷たくなった部屋で飲む温かいココアは格別だ。
お菓子も手に取りココアと一緒に嗜む。
em「ブラウニーとココアですか…。甘ったるい組み合わせ…でも意外と美味しいですね?」
zm「絶対にgrちゃんなら喜ぶやろうなぁとは思うわ。クッキーもあるで。」
甘い組み合わせで食べ続けるのは厳しいので、クッキーを手に取る。この前食べたバタークッキーと同じ味がした。
em「ん、このクッキーやっぱり美味しいですね。ココアとも合います。」
zm「おぉ!ほんまやん!このクッキーここまでイケる奴やとは…なんだか意外やったな。」
em「これはリピート決定ですね。皆さんにも配れる用に多めに買っておきましょう。 」
zm「お、それええやん。確実に気にいる奴はいるから安心やな。」
その後も、のんびりと会話をしながらおやつの時間を楽しんだ。
em「…ふぅ、結局、1時間ほど経ってしまいましたね…。」
zm「え、あ、ほんまやん。…ま、そういう日もあってええんちゃう?w」
em「そうですねぇ…ここのところ色々と詰まってて忙しかったですし…。たまにはいいですね。体も程よく暖まりました。」
zm「俺も楽しかったわ〜、久しぶりにこんなにのんびり喋ったわ!」
em「私も楽しかったです。また時間が出来た時に、その時はコーヒーでもいかがですか?」
zm「お、ええやん!また楽しみにしてるわ!」
em「美味しいコーヒー淹れられるように練習しときますね。では、片付けてきます。」
zm「あーあー!emさんは座っててや!俺片付けするわ!」
em「え?いいですよ、私しますよ。」
zm「いーのいーの!はい!着席!」
em「えぇ…?」
ストンと腰を降ろされ、強制的にソファへ戻る。そんなに片付けをしたいとは、珍しいこともあるものだな。と思いつつもzmを待つことにした。
zm「…よし、emさん戻ったやで!」
em「あ、おかえりなさい。 」
zm「emさん、はい、これ!」
em「これは…!」
zmさんがくれたものは自分が気になっていたコーヒー豆と、いつものコーヒー豆のセットだった。
em「これ、いいんですか?」
zm「ええんやで!むしろ貰ってくれな悲しいわ。」
em「ふふふっ、そうですね。では、ありがたくいただきます。いつもの方は次回にでも淹れて一緒に飲みましょ。」
zm「おう!楽しみやな!いやぁサプライズで渡したかったで、お菓子のとこに仕舞い込んどったんよな。そこなら普段emさんは見ぃひんしな!」
em「確かにあまり見ないですねwでも本当に、ありがとうございます。大切に飲みますね。」
zm「いつものお礼ってことよ!」
楽しいひと時を過ごし、サプライズでプレゼントまで貰え、今日は幸せな1日なのかもしれない。
まだ少し残っている作業を早く終わらせられる気がしてきた。
em「では、私は戻りますね。」
zm「おう、頑張りや。」
戻ると言ってもすぐそこだし、zmさんは見える位置に座りっぱなしだろうが。
それでも、気分が違うのでそこが変わるだけでも差が大きい。
…さて、早く終わらせてのんびり出来るようにしよう。
そんな気持ちで途中だった作業に手をつけ始めるのだった。