テラーノベル
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💗視点
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蓮の腕の中で、ぼんやりと目を開ける
感覚的にはさっきなんだけど、いつの間にか明るかった部屋がもう薄暗い
あれから何時間経ったんだろう?
身じろぐと
「…んっ?」と頭の上の方で声がする
顔を向けると寝ぼけ眼の蓮と目があった
「おはよ」
声をかけるとふぁと花が咲いたような笑顔を返された
寝ぼけてるな…可愛いじゃん
普段クールに見られがちな蓮が俺の前でだけ無邪気に笑ったり、無防備だったりすると、こう…きゅんとすんだよな
「お風呂、行く?」
「…ん…」
とか言いながら、結局2人で風呂入るのに1時間近くかかった
自業自得なんだけど、身体がダルい
まぁあれだけ盛れば当然と言えば当然で
今回は無事に!!
エロい雰囲気にならず風呂から出て
蓮に俺の部屋着を貸したから、なんかペアルックみたいになっちゃってるのがちょっと恥ずかしい気もするけど
流石に脚腰にきちゃってる俺は、なんか真っ直ぐ歩けず、子供みたいにヨタヨタと壁に手をついてリビングに向かおうとしてた
後から出てきた蓮はそんな俺に気付いて
「大介」
ひょいっと俺の身体を抱えあげた
お姫様だっこより…“大介”呼びに反応してしまうのは慣れないから
エッチの最中に急に呼び出したけど、呼ばれる度に心臓が跳ねて困る
声の余韻の残る右耳に手を当てて
「あのさ…も暫く、佐久間くん呼びのままでいて」
立ち止まって顔を覗き込んでくる
怒ってるでも、困ってるでもない
「大介、可愛い」
単に、俺の反応を楽しんでる
真っ赤なのは分かってんだよ
自分でも
「そんな可愛い顔、他には見せられないからなぁ、仕方ない」
はぁと、わざとらしい溜め息
「だって~慣れないんだもん。俺の事、大介って呼ぶの家族以外じゃ思い浮かぶの藤岡さんと小沢さんだよ」
「超強い」
浮かんだ強面の大先輩2人
思わず笑いだした
リビングに向かって進んでく
「ねぇ、蓮。こうしてるとさ、日産思い出すね」
何となくのノリで
フロートまでお姫様だっこしてくれた蓮
客席が一際賑わったのを覚えてる
「楽しかったね」
「うん。でも佐久間くん、歌詞間違えて、誤魔化すために俺に抱きついたでしょ?」
「うっ」
そう、蓮にだっこして貰えたのが嬉しくて、歌詞間違えました…
誤魔化そうと思って抱きつきました
あれだけの観衆の前で好きな人にお姫様だっこされるって、そりゃ舞い上がるでしょ
「また、やりたいなぁ」
「そん時は、まただっこしていい?」
「うん。今度は間違えない」
LIVEは生だから間違えても、それが味になるけど
蓮にだっこされる度に間違えてたら、動揺してるってバレバレだもんな
その後はリビングでまったりしてた
初体験ってもっと悲惨な事になると思ってたけど、俺、案外頑丈みたい
腰は重いし、脚も力入んない感じはするけど
痛みとかなくて、ちょっと違和感あるかなぁぐらいで普通に座れるし
ヤッて、寝て、風呂入って――――
気付けば18時を過ぎてた
寝ちゃったのがもったいなかったなぁとか思うけど、蓮のスッキリした顔見たら、一緒にお昼寝出来て良かったなって思う
もう動きたくないから夕飯はデリでピザ頼んで、ついでにビールで乾杯
どうしても見たいって訳でもないけど、BGMかわりにテレビつけて
同系色の部屋着に身を包んで
ソファに並んで座りながら、蓮に寄りかかって
「あぁ…なんか俺、今、凄い幸せかも」
何気ない時間を共に過ごせること
ありふれた日常の一部が、こんなにも心を満たしてくれる
蓮を見て笑いかけたら、蓮も笑ってくれた
「あのさ、さっき言いかけたんだけど」
言いかけた?
なんか言おうとしてたっけ?
「俺が向こうから帰ってきたら、一緒に住まない?」
「ふぇ」
「ふっ、何その声」
ツボに入ったのか声出して笑って
「もちろんさ、うちのモコと佐久間くんのツナくん、シャチちゃんの顔合わせして、慣れてからなんだけど」
家族として大事にしているツナやシャチの事も考えてくれるの、嬉しい
「佐久間くんに合鍵貰って、俺、完全に浮かれちゃって…想像しちゃうんだよね、一緒に住む未来を」
“今”感じてる幸せを“今”だけにしないで
未来も一緒にいてくれるの?
「どう、でしょう?」
なんでか不安そうな顔してる
答えなんて1個しかないのに
「いい、と思います」
蓮が変な聞き方するから同じように答えた
一緒の未来
楽しい事を考える時間がまた増えた
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間取りとか見て色々考えるのって楽しいですよね(っ ˘ω˘ c).。oO ( ♡ )
因みに言いかけたのはお風呂でです
「ちゅうしてない」で話がそれました
お風呂で言おうとしてたんかいっちゅうね
コメント
1件

ニヤニヤニヤニヤ((*´д`*))♡