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わたしの初恋

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わたしの初恋

21 - あんなやついらない。

♥

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2024年01月16日

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サトル視点

めんどくさいなぁ…

なんでこんな時に限って邪魔者が来るんだろう

『待っててねランダル。始末してくるから。』

「やだ。わたしも行きたい。」

え…可愛い。可愛すぎる。

『もちろんいいよランダル!!ランダルはぼくが守ってあげるからね!』

「えへへ、かっこいいよサトルン! 」

はぁぁぁ…

ぼくが守らなきゃ。

ランダルを泣かせていいのはぼくだけなんだから。

☼『はぁ、なんでオレは高校にいるんだ…?』

『やぁ邪魔者くん。』

☼『えっ?!誰だお前!』

「あれ?セバスチャン?」

☼『うわっ…最悪…』

は?ランダルに会って最悪ってどういうこと?意味わかんない。

「あのねサトル、これがわたしのペットのセバスチャンだよ!」

☼『ペットじゃない!』

「じゃあなんなの?」

☼『お前らに監禁されてる平凡人だよ!!』

「ははっ、残念だけど君はもう人間じゃないよ!」

☼『黙れ!』

許せない。

ランダルにそんな強い口調で話さないで。ぼくの可愛いランダルが汚い言葉を覚えたらどうしてくれるの?

「ちょっと口が悪いけど、可愛いでしょ?」

☼『やめろっ!抱きつくなっ!』

『ごめんランダル…』

「え?」

『ぼく…我慢できない。』

☼『うわぁっ!!』

『大丈夫ランダル…殺す…絶対殺すからね。』

☼『カッター持ったまんまこっち来んなぁァァ!』

『足が早いんだね。うざったいなぁ。

☼『ヒェェェ! 』

「やめてサトル!」

『…ランダルはペットの方が大事なの?』

「ううん、サトルの方が大事。」

『じゃあ…』

「でもわたしはにこにこしてるサトルの方が好きだよ。」

『ラ、ランダル…!』

もうそんな言葉言われたら…抱きつきたくなっちゃうよ…!

「よしよしサトル、わたしのためにありがと」

『ううん、いいんだ!ぼくもちょっと熱くなりすぎちゃった!』

「心配しなくてもわたしはずっとサトルのそばにいるよ。」

『あぁ…ランダル…! 』

「サトル…!」

きゃっきゃっ

☼『えっ…オレ出オチじゃない…?』

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