コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
今回はななかぶです
名波が少しヤンデレ気味
それではどうぞ
「どこ行ってたんだ?」
「別に…その辺だよ」
「そうか、私に言わずにあまり出かけるなよ」
「……分かったよ」
華太は不満そうに了解した
いつもこのようなことを聞かれて華太は辟易していた
一方、名波は華太が逃げるんじゃないかと不安に思っていた
毎回どこへ行ったのかを確認した
スマホにもGPSをつけたりした
それでも不安は消えなかった
そんなある日
(はぁ…一人でいたい…)
(適当にその辺歩くか)
華太は名波といるのがあまり好きではない
なので2人っきりの時間が多いときはその辺を歩いていた
今回もそのように過ごそうと思っていた
「どこへ行くんだ?」
「……その辺」
「用でもあるのか?」
「まぁな」
華太が玄関の扉を開けようとしたが名波が後ろから手を握った
「なんだy…」
「行かないでくれ」
名波が耳元で囁いた
華太は離れようとしたが力の差でびくともしなかった
「2人っきりのとき、どうして私を避けるのだ?」
「避けてるつもりは…」
「ないとでも言いたいのか?そんなに態度で表して」
「私が嫌いなのか?」
「ち、違う…」(圧が…)
「なにが違うんだ?」
「い”‘っ!?」
華太は急にきた痛みで顔を歪めた
「な、なにして…」
「すまない。少し薬をいれさせてもらった」
「あ”‘っ…」(意識が…)
そのまま意識を落とした
「今日は私と居ような」
名波はそう呟いた