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稀灯 夏成🩵🍸
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稀灯 夏成🩵🍸
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#brfr
suzu🎲⭐️🎼⏳🪽🎺
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桃水
黄水
水さんめっちゃ屑‼️‼️
らんくんは誰が見ても完璧で、他人に弱みを見せることなんて絶対にない、いつも余裕を崩さない男だった。
常に余裕ぶってて、周りの奴らをどこか見下してるようなところがあって。でも、俺にだけは特別に優しかった。
「こさめは俺がいないと何もできないな」って、ちょっと勝ち誇ったような顔で、でも愛おしそうに俺の頭を撫てるらんくん。俺はそれが嬉しかったし、らんくんの後ろをついて回るだけで幸せだった。
でも、いつからだっけな。その関係が窮屈で仕方なくなったのは。
「――ねぇ、次はいつ会える?」
カフェのテラス席。夕暮れの光の中で、俺は新しくできた「彼」の手を握り、とびきり可愛く微笑みかけていた。
みこちゃんはらんくんと違って、俺を自分の引き立て役になんてしない。一人の男として、ただひたすらに甘やかして、熱い視線で満たしてくれる。
「こさめちゃんが会いたい時、いつでも。…本当にいいの? 彼氏さん、怖いって噂だけど…」
「いいよ、あいつのことはもう。近いうちにちゃんと終わらせるから。俺、もうあいつの従順なお人形でいるの、飽きちゃった」
クスクスと笑いながら、みこちゃんは俺の頬に小さくキスを落とす。
その瞬間、冷たい視線を感じて振り返ると――そこには、買い出しの袋を握りしめたまま、幽霊みたいに立ち尽くしているらんくんがいた。
いつも崩さないクールな表情が、今は嘘みたいに歪んでる。
すべてを悟ったような、絶望に染まった顔。
俺はそれを見ても、胸が痛むどころか、ゾクゾクするような高揚感さえ覚えていた。
その夜。俺のマンションの部屋に、らんくんがやってきた。
いつもなら、合鍵を使ってズカズカ上がってくるくせに、今夜はひどく遠慮がちにインターホンを鳴らしてきた。
ドアを開けると、らんくんは今にも死にそうな顔で立っていた。
「……こさめ。昼間の、あれ、何。あんな安っぽい男と、何してたの」
「見た通りだよ。好きな人ができたんだ。だから、らんくんとはもう終わり。今まで守ってくれてありがとうね?」
いつもの可愛い声で、事務的に告げる。
その瞬間、らんくんのプライドの仮面が音を立てて割れた。
「嘘だろ……? なんで、あんな奴……っ! こさめは俺がいないと、何も、一人じゃ何もできないだろ? 」
らんくんが俺の肩を掴み、激しく揺さぶる。
俺を、自分がいくらでも飼い慣らせる無力な存在だと信じて疑わなかったあの不遜な特権意識は、もうどこにもない。
ただ、俺を失う恐怖に狂いそうになっている哀れな男がそこにいた。
「それは昔の話。俺、らんくんに守ってもらわなくても、もう一人で生きていけるよ。それにね……ベッドだって、あっちの方が気持ちいいし」
わざとらしく、小悪魔のように首を傾げて核心を突いてやる。
らんくんは息を呑み、屈辱と絶望に顔を歪めた。今まで散々、俺を組み敷いて自分の所有物だと誇示するみたいに、泣くまで激しく抱いて満足げに微笑んでいたらんくんへの、最大の仕返しだった。
「嫌だ……お願いだから、行かないで、こさ……っ」
ドサリ、その場に膝をついた。俺の足元に跪き、細い太ももに顔を埋めて縋り付いてくる。
「全部、全部俺が悪かったから……! こさめを下に見て、縛り付けて、ごめん…、 だから、捨てないで!俺、こさめがいないと、もう生きていけない…っ」
俺を見上げるらんくんの目は、涙で濡れそぼり、ひどく充血している。
あんなに強かった男が、俺の手首を掴む手をガタガタと震わせ、己の全てをかなぐり捨てて、必死に俺を繋ぎ止めようとしている。
「お願い、こさめ……。あいつのとこに行かないで。俺、何でもするから。こさめが言うこと、何でも聞くから…っ、嫌いにならないで……」
俺のパジャマの裾を、ちぎれんばかりの力で握りしめる。
ハァ、ハァ、と荒い息を吐きながら、俺の脚に何度も、 縋るような、哀願するようなキスを落としてくる。
立場は今、完全に逆転した。
昔はらんくんの顔色を窺っていた俺が、今はプライドをズタズタにされて足元で、俺に縋り付いて泣き崩れるらんくんを、最高に冷たい目で見下している。
うーん、
「何でもする、か……」
俺はしゃがみ込み、らんくんの濡れた頬を包み込んだ。
可愛い笑顔の裏に、底知れない残酷さを隠してね。
「じゃあ、らんくん。俺が他の男に抱かれて帰ってきても、ちゃーんと笑顔でおかえりって言える?」
らんくんの身体が、ビクリと大きく跳ねた。
常に優位に立って、涼しい顔で俺をコントロールしていたらんくんにとって、本来なら絶対に許せない屈辱のはず。
だけど、俺から離れることの恐怖が勝ったのか、らんくんは絶望の涙を流しながら、何度も何度も、こくりと首を縦に振った。
コメント
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うわあああ読んだ読んだ!!😭💕第1話から既にドロドロ展開で最高すぎる…!! 最初は余裕ぶってたらんくんが、こさめちゃんに膝ついて縋りつくシーン、もうね、胸がギュッてなったよ…!「捨てないで」って泣き崩れる強気キャラの大逆転、これだよこれ!!🥺 「他の男に抱かれて帰っても笑顔でおかえり言える?」の問いかけ、めっちゃエグくて好き…続きが気になりすぎる…!志保さんの手腕、ガチでヤバいです🔥