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ども、にゃいすでーす


……ちょいちょいちょいみなさーん?


1日で ♡308 とかなにごとですか!?

やばすぎやしませんか!?

ありがたいです!!すごく!!嬉しい!!




てことで続きでーぃす。まじでさんきゅー。これを希望に生きていきます。






もういっそ、壊れてしまおうか……そう思ったときだった。



「大森くんっ!!!!!」



ガラガラガラッと戸が開く音がして、反射的に顔を上げる。



「やべ、若井かよ最悪」





若井と呼ばれたその人は、走ってきましたと言わんばかりに顔中汗まみれだった。





「お、大森くんで合ってるかな?俺は岩田先生の代理で来た新人の教師なんだけど、らいとがいないって言われて、探して来いって…で、声が聞こえたから来てみたら、こうなってて……大丈夫、じゃないよね。保健室行こっか」




状況が飲み込めずに頭を整理していると、僕の前にしゃがんで優しく言う。




「……そっか。みんなに見られたくないよね。じゃあとりあえずこいつ説教してくるから、待っててね」


すると、「よし」と言って陽キャの手首を掴んで連れ去っていった。









……なんだったんだ、あの人。

教師って言ってたけど、教師っぽくなかった。若井先生って呼べばいいのかな。

若井先生、妙にイケメンで、優しくて、…って、そういやぼく下半身裸じゃん。恥ずかし。





ていうか、ここまで考えられてるってことは………助かったんだぁ。

死ななくてよかった〜っ…と思うと、安心して涙が溢れてきた。怖かった。正直すごく怖かった。

殺されるかもしれなかったのだ。



死ぬかと、思った。





ほっとしていると、

いつの間にか目の前に‪若井先生がいた。


「うわあああああ」

「あ、ごめん。」

「びっっっっくりしたぁ」



はぁはぁと息が絶え絶えになっている僕を見ながら声を出して笑う。



……ガミースマイルなんだ。かっこい…


って何考えてんだよ僕。あんまり人のことジロジロ見るなよ…




1人で赤くなって1人で冷静になっている僕を見てまた笑う。


今度ははっきり僕の方を見て。



……モテるんだろうなぁ…



「ん、モテるよ」

「え?声に出てました?」

「めっちゃ」



あはははは、と今度はふたりで笑う。

そっか、モテるんだ……僕とは住む世界が違う人なんだなぁ…




しゅんと肩を落とすと、若井先生が口を開く。


「でも大森くんもモテてんじゃん。ほら、さっきの…2年の奴らなんだけど、あいつら大森くんのこと好きだったんだって」



は?と声が裏返る。僕のこと好きなら、あんなことすんなよ。



「不器用で好きって言葉にできなかったんだろうね。大森くんがたまに学校に来るの、楽しみにしてたらしいよ」



「襲うために?笑」



僕が一言言うと、倉庫が一瞬で静かになった。


だからだ。僕に友達がいないのは。


いつも1人で空回りしちゃって、周りととけ込めなくて、いつの間にか1人だったんだ。



ごめんなさい、とつぶやく。

そういえば、せっかく助けてくれたのに、ありがとうさえも言ってなかった。



「そうだよね、純粋に楽しみだったわけないじゃんね。俺こそ、ごめん。……えーっと、そろそろ掃除しようかな。大森くんは家に帰る?」



はい、と小さく言う。若井先生が謝るのは違うじゃんか。僕のばか。



「あと、言いにくいんだけど……大森くん、履いて……」



僕から目を逸らして若井先生が言う。あ、僕下半身裸なんだった、忘れてた。



「あ……ごめんなさいっ…」

慌ててズボンとパンツを一緒に上げる。恥ずかしくて死にそう。


「じゃあここの掃除は俺がしとくから、大森くんは帰ってね」


えっ。


「……あの、ちょっと怖くて、どうやって帰ればいいですか…」



「あー、送ってくよ。そっか、やっぱ怖いもんね。よしよし」



若井先生のゴツゴツした手で頭を撫でられる。


送ってもらえることになって安堵したところで、手に暖かいものが触れた。


(手…繋いでる…)


「あ、ごめん嫌だった?」


「あ、嫌じゃないです!むしろ嬉しいというか…えっとありがとうございます」

人と手を繋ぐなんていつぶりだろう。ていうか恋人繋ぎじゃん。



「…改めて自己紹介します!俺は若井滉斗で、数学の岩田先生の代わりに来ました!えーっと、大森くんは不登校なんだよね?俺でよければ家に行って教えることとかもできるから、困ったら頼ってね。で、あれ俺の車。乗ろ」



スラッと自己紹介をされ、手を離される。

僕の手に残った温もりがまだ若井先生の温もりを欲していた。




「車……かっこい……」


いかにも高級車な若井先生の車の前に立つと、思わず呟いてしまう。


「あぁ、でもこれうちの親が買ったやつだから。俺はまだ全然貧乏。家に金があるだけね。奢るとかできないから」


えー、と口を尖らせると、「もう高校生なんだし自分で払ってよねー!」と腹を立てる。


「あんまり人に頼らないように。あと大森くん数学苦手だよね?テストの結果見たよー。勉強頑張ろうねー。じゃあ助手席おいで」


手招きされてしょんぼりしながら車のドアを開けると、「早く乗ってよー!はやくはやく!」と急かされる。



なんか若井先生って可愛いな……。

そう思いながら乗り込むと、日に照らされた若井先生の横顔が露わになった。


横顔で見てもイケメンなんだな…なーんて見とれていると、あからさまに顔が赤くなったので慌てて目をそらす。

やっぱ若井先生って可愛いな……。





ちょっと頑張りました!

語彙力皆無ですが読んでくれてありがとう!!

そして「次はすぐ出ると思います!」とかほざいてたくせにこんなに遅くなっちゃってすみません!!


♡いっぱい!嬉しいです誠にありがとう本当にありがとう


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