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~2日目 朝、昼〜
ガヤガヤ…
げん<…ですよ>
『…え?ごめんなさい、ききとれn』
キ〜ンコ〜ンカ〜ンコ〜ン♪
げん<おっと、もうこんな時間ですね。
私は移動教室なのでこれにて>
『ちょ、ちょっと!げんさん!!』
げんは足早に去ってしまった。
〔でも…今日のげんさんは様子がおかしかったな…何か焦ってる?〕
『………う〜〜〜ん??? 』
〔ってこんなことしてる場合じゃなかった!
早く教室に戻らなきゃ!!!〕
アリスはげんの違和感を後に教室へ駆け足で戻って行った。
〜お昼休み〜
アリスは学食をとりに食堂に来ていた。
『もぉ〜…げんさんの話がよく聞こえなかったせいで“あのかた”の名前が分からずじまいだよ…
…耳が良かったら聞こえてたのかな…?』
???《あっれ〜?!アリスッチじゃ〜ん!》
『こ、この軽い感じ…まさか…』
きと《大成か〜い!絶世の美女こときとちゃんデェ〜す♡》
『きとちゃん、一体どうしたの??』
きと《もぉ〜アリスッチたら!か〜た〜い!!!気軽にきとっちって呼んでよ〜!》
《しかも!どうしたのはこっちのセリフだから〜www
ぶつぶつ食堂の席のしかも端っこで話してたらそりゃー声かえたくなるじゃんwww》
『す、すみません…ちょっとげんさんに意地悪されまして(?)』
きと『…へぇ〜〜?あいつが話したのwめずらし〜www』
『?? それって?』
きと《あ〜あいつね?普段は
「私人とは関わらない主義なので…」
とか言ってほとんど人と関わらないからさ〜》
きと《まじ厨二病って感じ〜www》
『そ、そうなんですね…』
きと《っで?2人っきりで私を置いてなんの話してたの〜?きとちゃん気になるな〜?》
きとはあざとい顔でこちらをのぞいてきた
顔面偏差値が高いせいでなんでも許してしまいたくなる。罪な女の子ってこのことだとアリスは思った。
『わ…わかりましたから…そんなキラキラした顔で見ないで…』
きと《じゃあ早く教えてよ〜??》
『時の間のことやそこにいる“あのかた”の名前を聞いてたんですよ…』
きと《…な〜んだ!恋バナじゃないのか〜
ちょっとしょんぼりかも…?なんちゃってw》
きと《“あのかた”の名前ぐらいだったら私だってわかるのに〜!》
『じゃ…じゃあ?名前はなんていうんですか?』
きと《あの人はね〜…》
???〈こんなところにいたんですか。きと…あれだけ1人で出歩くなって言いましたよね???〉
きと《………おっと…見つかっちゃったw?》
げん〈見つかっちゃった?じゃないですよ
先生がきとのこと呼んでましたよ?〉
きと《えぇ〜?それま?ダル~》
げん〈わかりましたから早く行ってらっしゃい?〉
きと《はいは〜い………
『???なんできとちゃんげんさんに
げん〈そ、そうですよ!?なにバカな真似してるんですか‼︎???〉
きと《だって〜 偽物じゃ〜んwww》
『ど、どういうこと…?
げんさんは1人だけでしょう?じゃ、じゃあ本物はどこにいるの…?』
げん〈わたしが偽物なわけないじゃないですか??なにをおっしゃってるんです?私はどこも…〉
きと《ほくろ…げんは右に泣きぼくろがある。でも君は…?左だよね〜?
じゃあ偽物だよね〜ん?》
げん〈………〉
きと《さぁ…本物のげんを…兄弟を返してもらおうか…?
偽物さん♪》
〔なにが起こっているのか分からない…
げんさんは確かにいるはずなのに何かが違かった…
これは朝の違和感と同じ感覚だった。
でも…もう一つ…何かがおかしい〕
アリスは周りを見渡した
そこに私たち以外の生徒が いなかった
『!?!?!?私ときとちゃんと偽物げんさんだけになってる⁈』
げん〈ばれチゃいマシタねえ⁇〉
げんだったものが黒い塊となって現れた。そして黒い物体がきとに襲いかかる。
きと〈…くっ!!!〉
シュバ…ザシュ…
『きとちゃん!!!!!!』
きと〈…あらあらま〜?げんちゃんったら…
誰の許可を得て闇に取り憑かれたのかなぁ〜? 》
げん〈ウるさイ…ウルさイ…ウルサイイイイイイイイイイイ!!!!
ワたシハもうジユウなんダーーー!!!コんなヤクメなンテ…!〉
ゴプゴプゴプ…
きと《…⁉︎アリス!下がって!!!》
『…え?』
『うわぁ!?』
きと《くっそ…なにがあった…?げんは“ヤクメ”に不満を…?だからこんなことに…?いや、その前に私がなんとかしていれば…こんなことは…!》
『…!?きとちゃん!後ろ!!』
きと《…⁉︎》
シュバ‼︎バンバンバン!!!
きと《さんきゅ〜!アリスちゃん!あとは任せろ〜!!》
ドカン‼︎ドカン‼︎バン…ガシャン‼︎‼︎
〔ど…どうしよう。私に一体なにができる…?このままじゃきとちゃんの体力が減っていく一方…でも私がたたかえるか…?
いや足手纏いになるだけだ…
じゃあなにを?私は…この無能はなにができる?かんがえろ…考えろ〕
『…!これだ!!!』
シュタタタ…
きと《…?アリスちゃん?》
『…スゥぅぅっ!!』
きと《!!!!!!》
げん?〈…………〉
げん?〈!!!!!
うわっ?!っく… あっっが…!?! 〉
きと《よし!きいてるぞ!アリスッチ!!》
げん〈くっっっ!?
うわぁぁああああぁぁ!!!!!〉
ピキッ…ピキッ…
『はぁ…はぁ…うっ…』
バタン
続く〜