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最初に記憶喪失ネタぶっ込んでくるのに驚いたのとこういうの好き過ぎるのと悲しすぎるのとで情緒ヤバいです……でもとりあえず好きです……。
好きすぎるぅ…大好きです…😭😭
好きィィィィィィ(((( 悲しくもあり尊くもある(?)
ーAttentionー
・物語のネタバレ含み
秋乃side
秋乃「今日奢り?」
パンケーキを食べる手を止め聞いてみる
ここは有名なパンケーキ屋…ずっと来たかったところだ
衣琉香「まぁもちろん」
秋乃「ありがと」
…平和だなぁ…
…というかパンケーキ甘っ…美味しい…
衣琉香「…美味しい?」
秋乃「ん!」
衣琉香「そっか…よかった~」
彼は嬉しそうに微笑んだ
…なんでそんな顔するんだよ
…まぁいいか…奢りだし好き勝手食べてやろ~っと!
結局割り勘にし、帰路につく
秋乃「美味しかった~!」
衣琉香「また行こうね~」
秋乃「…気が向いたら行く」
衣琉香「あははっ」
そうやってバカみたいにふざけ合っていると…
…何かの音がした
一瞬何があったのか分からず振り向くと…
トラックが私に向かって猛突進していた
…誰かが私を押した
…衣琉香?
何かがぶつかったような音がした
振り向きたくない
振り向きたくない…!!!
でも体は自然とそちらに向いた
…想像通り…とも言うべきか
衣琉香が力なく倒れている
秋乃「衣琉香…!!ねぇ!!衣琉香!!!」
どうしよう…どうしよう…どうしよう…
いや、落ち着け…救急車…救急車呼ばなきゃ…
…そこからは何も覚えていない
しっかり救急車を呼べたのか
何を言ったのか
衣琉香は生きているのかも…全て…
病院 病室
秋乃「衣琉香!!!」
案内された病室のドアを開け彼の名前を呼ぶ
秋乃「ふざ…ふざけんな…なんで庇うの‥死んだかと…思ったじゃん…!!」
彼の姿を見て安心したのか涙が流れてきた
…なんでこいつのために泣いてるんだろう…
でもそんなことどうでもいい…ただ…ただ…
衣琉香「…」
彼は私の顔を見たまま黙り込んでいる
…バカにされるかな…そのときは思いっきり殴ってやる…
秋乃「…はあぁ…何…」
…は?
秋乃「…は…え…何言ってんの…冗談キツいって…」
衣琉香「ええっと…本当に分からなくて…そもそも…」
数年前見た気弱な顔を彼は浮かべた
…なんで…
こんなの衣琉香じゃ…
看護師「軽い記憶障害ですね。なるべく付き添ってあげてください」
私を案内してくれた看護師さんはそう言うと部屋から出て行ってしまった
衣琉香「…あの…お名前は…?」
おずおずと彼は言う
…ずっと後悔してた
…そう考えたら…これはいい機会だ
衣琉香「…?…あっあの…」
秋乃「なんであなたに名乗らなければいけないんですか?知らない人に」
衣琉香「知らない人…?…さ、さっき衣琉香とか何とかって…」
秋乃「…知りません…」
「嘘つくの下手だね。秋ちゃん」
秋乃「私は何も知りません!!!」
思わず声を荒げてしまう
秋乃「記憶喪失なんて可哀想ですね!私には関係ありませんけど…!!」
「…俺は会えてよかったと思うけどな~」
秋乃「それではさようなら!!!」
衣琉香「待っ…」
私は逃げるようにして病室から出た
…彼は追ってこない
…そりゃそうか…知らない人を追いかけるわけ…ないか
「大丈夫。絶対死なせないから」
嫌いだ
嫌いだ
嫌いだよ。お前なんて
清々した。もうあんな奴と会わなくて済む
仕事だって一緒にやらないしご飯だって食べに行かないし…
話さないし…考えないし…もう…もう…
あいつに怒らなくて済むし…それに…
…あーあ…ほんと…バカみたい
こんなこと思ってるから…私達は…
…私達は…
これでよかったんだよ
…どうか…
あいつが幸せに生きてくれますように
これはあるパラレルワールドのお話
もうきっと二度と彼らが出会うことはない
Happy end「2人の狂人」
Happy end?「望みは後悔に散る」