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こんにちは、主です。
注意書き
BLです。赤安です。モブ安です
ちょいえっち グロ
付き合っている
零君が可哀そう
終わり方微妙になってしまったので気を付けてください。
キャラ崩壊注意
口調迷子
誤字注意
何でもいい方向け
それでもいい方はどうぞ
それは、たった一つの電話から始まった。
ある日、赤井の元に電話が来た。降谷からだったので嬉々として電話に出た。電話にでた瞬間赤井は眩暈がするほどに驚いた。
【この男は預かった。戻してほしければ、赤井秀一一人だけで来い。俺は優しいから今の男の状況を写真で送ってやるよ。早く来い】
この電話を切った後、すぐに写真が送られてきた。
赤井はこの電話の男を絶対に捕まえると決めた。なぜなら、恐らく硬いコンクリートの上に沢山の使用済みコ〇ドーム、卑猥な玩具、ボロボロで縄に縛られている、裸の降谷が倒れていたからだ。この写真だけでは何処にいるのかが割り出せない。一か八かでこちらから電話をかけてみることにした。
電話の着信音がその場に響く。しばらくすると誰かが電話に出た。
「も、もしもし?」
「その声、まさか…降谷君⁉」
少し声は掠れていたが、赤井はすぐに電話の主が降谷だとわかった。
「大丈夫、ではないな。」
「そこから今動けるか?」
「ごめんなさい、体中が痛くて無理です。」
「無理しなくていい。」
「君は拉致されたんだな。」
「はい」
「犯人は何処にいる」
「皆、隣の部屋に行きました。ちなみに人数は四人です」
大量のコ〇ドームがあった事から、複数だとわかってはいたが、それを認めるには少々苦しかった。
「今君一人なんだな。」
「はい。近くにスマホがあって良かったです。そして、恐らくここは〇×倉庫です。」
「あぁわかった。絶対に助けに行くから、まっててくれ」
「…ん。わかりました。よろしく頼みま、「おい」
「!やめろ」
「誰と電話してたんだ!」
「グッ…」
そこで電話は途切れた
赤井は早く助けに行かないと、と思いすぐに準備した
(〇×倉庫までは二十分かかるのか…)
「クソッ…!」
赤井が移動している間、降谷は暴力を振るわれていた。
「ぅぐっ”」
性交のあとは暴力、もう降谷の体も心も全てボロボロだ。だが、降谷は赤井が来てくれると信じていたから精神を保っている。通常、普通の人間なら廃人になっているところだった。その男たちからの暴力は止まらない。
「お前は俺たちに捕まったんだ。」
「言うことを聞け」
「誰がっ、お前らなんかをっ”」
「ぐ、あがっ”」
ポタポタ、と降谷は口の中から血を出している。降谷の意識はもう曖昧になって来ている。それでも振り絞って、男たちに反抗する。
「おい、なんか車の音しないか?」
他の男たちも耳を澄ましてみると、明らか尋常じゃないスピードで、ものすごい音でこちらに来ている。
(赤井か…?)
降谷はその音を聞いて赤井だと信じて待つ。それしか降谷には出来ることがないからだ。
「お前ら、武器の準備は出来ているか!」
「はいっ!」
「そこの二人、入口付近で構えてろ!」
「はい!」
ダッダッダッ、と走っていく姿が降谷にも見えた。
「おい、お前俺と一緒にこいつと奥に行くぞ。」
「はっ!」
連れてかれるっ!と思われて体で反抗しようにも、縛られているし、体中とてつも泣く痛いので口で反論するしかなかった。
「やめろ!ゲホッ、」
降谷は咳をしながらも反抗したが、なんの意味もないようだ。
持ち上げられた瞬間、ドアが開いた。赤井だ。
降谷はホッとしたと同時に危ないと思った。降谷は叫んだ。
「赤井!危ない!」
「!」
その瞬間隠れていた二人が銃を構えて撃とうとした。
だが赤井はその前に一人気絶させた。もう一人は怯えて何も出来ないようだった。降谷を持ち上げている男はあの二人のことに関しては興味がないようだった。
降谷はひとまず、安心した。安心したからか、プツンと何かが切れたように眠ってしまった。
赤井は怒りの絶頂にいる、降谷を連れ去られたからだ。今、降谷を連れ去った主犯が目の前にいる。こいつを絶対に捕まえてやると改めて強く思った。
「久しぶりだな、赤井秀一」
「なぜ彼を連れていった」
「聞きたいかぁ?いいぞいいぞ。俺は優しいからなぁ」
「それはな、赤井秀一。お前のせいだよ」
「どういう意味だ」
「お前が俺の仲間を殺した!だから、お前の身内も殺してやろうって思った!」
「お前の仲間、あぁ。アイツか。アイツはいらん存在だったからな。俺があの場所に居た頃に殺させてもらった。」
「じゃあお前もこいつも殺してお前らを地獄へ堕とす!」
「少し黙って眠っていろ」
「がっ”」
いつのまにか主犯ともう一人の男も眠っていた。
「降谷君!」
「…………ぅ」
「良かった…眠っているだけか…」
「赤井捜査官!状況は!」
「風見君か。俺はもう帰る。降谷君を休めたい」
「わかりました。降谷さんをお願いします。お気をつけて。」
「あぁ」
家に付いたころには綺麗な星空が見えていた。
降谷を赤井のベットに寝かせる。
降谷君が起きたら何をしようか、体は拭いたし、服も着替えさせた…、と考えていたときに降谷が起きた。
「ん……ぁここ…………」
「降谷君!目が覚めたんだな。良かった…」
「何泣きそうな顔しているんですか。」
「君のことになるとこうなる男だよ」
「ふふっ。赤井。」
「なんだい。」
「ありがとうございます。」
チュッ。
「!」
「降谷君っ…!」
赤井が降谷を締め付けるように抱きしめる。
「あはは。赤井、痛いですよ」
「すまない…もう少しだけ。」
「しょうがないなぁ。いいですよ。」
「ありがとう…っ」
「赤井、大好きですよ。」
「あぁ。俺もだ!降谷君」