「ニノさん、、?」
(今家の前いるんだけど)
え、
(出て来れない?)
急いで目を擦り、ドアを開けると
本当にニノさんがいた。
nn「撮影早めに終わってさ。来てみた笑」
無邪気な笑顔で俺に笑いかけてくれた。
「こんな俺に、なんでッ…」
泣いてしまった。
nn「え!?どした?」
「いや、ゲホッ大丈夫、ですッ」
これ以上、この人に迷惑かけたくない。
嫌われたくない。
nn「はいはい。強がらない。」ギューッ
「ッ…」
「俺、ッ曲、、 書けなくなっちゃってッ」
nn「うん。」
「曲書けない俺は、ゲホッ
いらないのにッ」
nn「そっか。」サスサス
ニノさんあったかいな。
「俺も無理だから。じゃ。」
!!!!
離れないと、ッ
そう思いニノさんから離れた。
nn「ん?落ち着いた?笑」
落ち着けるわけない。
嫌われたくないのに。
嫌われちゃう。
また。また。
抱きついてしまった後悔で
過呼吸になってしまう。
「ヒューヒューゲホッごめんなさい、ゲホッ」
nn「え?なんで謝んの?」
ニノさんの低い声。
いつもなら「珍しいですね。」とか
言えるのに。
今日は怖くて怖くて仕方なかった。
怒らせてしまった。
嫌われてしまった。
nn「俺の事信じてよ!!」
その声は必死で。辛そうで。
ニノさんの 心の底からの声だった。
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