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成瀬Side
いんや、遅すぎ?
天王寺さんとそんな話すことあるか?
でも確かに仲は良さそうだったな
病院の時とか、らだおを連れ去った?ときとか
らだおが縋り付いてたもんな、
ふぅ…
まだ帰ってこないかぁ
スタスタ
不意に、本署の外から誰かが歩いている音が聞こえた
成瀬「帰ってきたのか、?」
本署の扉を開けた
成瀬「ッぇ…」
らだお「…」
成瀬「ぇ、え…、らだお?」
猫マンゴー「どしタ、ノ、…ぇ」
皇帝「は、?」
本署から次々と人が出てくる
その人らが目にしたものは
全身血まみれで死体を抱えている青井らだおの姿
成瀬「え、らだお?」
らだお「なぁに笑」
成瀬「そ、ッそれは…?」
らだお「きょーさん、あぁ、天王寺」
猫マンゴー「コろ、したノ?」
らだお「これで、みんな一緒に居られる、笑」
ガチャ
馬ウアー「なんだ?」
ネル「どしたの?」
皇帝「ぁ、らだおが、ッ!」
らだお「?」
馬ウアー「ッッ」
ネル「らだおくん、ッ?」
らだお「俺の、大切な人…」
成瀬「なんで!なんで殺したんだ、ッ」
らだお「みんなで一緒に居るため」
猫マンゴー「意味分かんナ、ッ」
馬ウアー「ッ、一旦その遺体は預かる」
らだお「は?」
急にらだおはキレて声をあげた
らだお「また、俺から奪うの?」
馬ウアー「いや、奪うとかじゃなくて、その方を埋葬しないと、だから預からせてもらう」
らだお「俺がやっと手に入れたのに、?みんなで一緒に居られると思ったのに?」
馬ウアー「とにかく、らだおくんとこの遺体を離そう」
らだお「嫌だ、ッ」
成瀬「らだお!」
ガシ
らだお「離せ!」
らだおをみんなで掴んで遺体を隔離しようとす るもらだおの力が強すぎて離れそうにない
ネル「ッテーザー!」
猫マンゴー「分かっタ、ッ」
らだお「やめッ」
パシュ
ガクッ
らだお「ぁ”ッ」
成瀬「ご遺体隔離、成功しました」
らだお「ッぁ、ぁあ”…俺のッ、もってかないで、ッぁあ、ッ」
テーザーを撃たれ倒れこみ抑えられたらだおは その場で遺体に手を伸ばし叫んでいる
馬ウアー「らだおが、殺したんだよな、…?」
成瀬「そうだと、言い切れます、」
パリ
市長「…」
馬ウアー「市長!?」
猫「しちょー、」
らだお「ぁ、しょぼ、すけぇ…泣」
市長「離してやれ」
ネル「で、でも」
市長「あと遺体も、返してやってくれ」
ネル「、ッ分かった」
パッ
らだお「ッあ」
タタタッ
バッ
馬ウアー「うわっ」
ぎゅー、
らだお「きょーさ、きょー、さんっ…ばどっ、」
金豚きょーの遺体をまた抱きしめ、子供のように泣 いている
市長はそんな姿を見て瞳を濡わせた
市長「…らだお、行くよ」
らだお「ぅんッ」
馬ウアー「えっ?」
市長「らだおへの対処は帰ってきてからにしてくれ」
ネル「は、はい」
馬ウアー「分かりました、」
市長「じゃあ」
そのまま歩いて行ってしまった
歩いた道のりには血の足跡が滲んでいる
成瀬「ついていこう」
猫マンゴー「ウん」
成瀬Side
会話、聞こえるな
聞いてるか
らだお「さっきね、きょーさんのこと刺したとき俺とハグしてくれたの!」
市長「嬉しかった?」
らだお「うん!ものすごく、嬉しかったなぁ、!」
市長「みんな、死んじゃって、さ」
らだお「俺のことおいてっちゃった、」
らだお「でも、みんなとずーっと一緒に居られるから、大丈夫だよ笑」
市長「、死ぬつもりでしょ?」
らだお「もちろん!」
市長「死なないでほしいって言っても、無駄ですか、笑」
らだお「無駄だね、笑 結局俺は、コンちゃん、みどり、レウ、ばど、みんな居ないと何もできないんだよ」
市長「きょーさんは、らっだぁが殺した」
市長「らっだぁは、1人で死にたい?」
らだお「…後で、答えるよ」
市長「分かった」
は?
ま、まって?
意味が、分からなかった
死ぬ?きょーさん?誰、
らだおも死ぬの?市長はらだおとどんな関係
頭がぐるぐるして働かなくなる
思考を巡らせている間に何処かに着いたみたい で、立ち止まった
お墓、?
そこには石碑が立っている
らだお「じゃ、下まで」
市長「~~~~~」
ガチャ
!?下に行く道が現れた、
二人はそのまま下って行く
そして着いた先にあったのはカプセルに入れら れて死んだままの状態で保管されている三人が いた
それは成瀬たちが知る姿、服ではない
らだお「運営の姿がいいもんね、みんな」
市長「そうだね、」
市長「こっちの姿の方が好きだなぁ、」
らだお「しょぼすけもあっちのほうが好きだよ、俺はね?笑」
市長「らっだぁも、その時には戻ってね」
らだお「…うんもちろん」
市長「らっだぁは、殺されたい?」
らだお「あぁ、答えてなかったね、」
らだお「んー、殺せる?笑」
市長「貴方が望むなら、殺せますよ笑」
らだお「もう少し、待ってて」
らだお「そしたら俺の身体あげる笑」
市長「ん、分かったよ笑」
市長「じゃ、戻ろうか」
コツコツ
こっちに上がってくる音がする
でも俺もマンゴーも逃げない、隠れない
聞きたいことが沢山あるから
止めたいことも沢山あるから
コツコツコツ
コツ
足音が止まる
成瀬「…、」
猫マンゴー「…」
らだお「…、ぁーぁ」
市長「見たね?」
成瀬「ッ、あぁ」
市長「ほんとなら、生かしておけないんだけど」
猫マンゴー「市長が俺らのコト殺すノ、ッ?」
市長「いや、殺すのは俺じゃない、見られて嫌なのはらっだぁの方だ」
その瞬間市長の後ろから猛烈な圧を感じた
らだお「…」
猫マンゴー「ら、ラだお、」
らだお「死にたくないならどいて」
成瀬「お前は、、死ぬのか、?」
らだお「…さぁ?笑」
成瀬「その、張り付いた笑み、やめろよ…ッ」
成瀬「そんなのらだおじゃない、!」
らだお「ッは、良いこと言うじゃん成瀬」
猫マンゴー「は、?」
らだお「だって俺らだおじゃないもん笑」
市長「ほら、そこまでにしな」
らだお「ちぇ」
らだお「てなわけでばいばい」
成瀬「あっ待て!」
市長「TP」
シュン
猫マンゴー「!消えタッ」
成瀬「チッ」
猫マンゴー「らだオ、死ンじゃうカな、?」
成瀬「死なない、死なせない、ッ」
猫マンゴー「止めよウ」
成瀬「…うん、絶対」
らだお「んふふ」
市長「楽しそうだね」
らだお「だってもうすぐみんなと会えるんだよ〜!」
市長「そうだね、笑」
らだお「やっと、会えるんだぁ…」
らだお「みどりとコンちゃんとレウと、きょーさんはさっき会ったけど、殺しちゃったもん笑」
市長「だね、でも笑顔だったんでしょ?」
らだお「…ぅん!」
そう言って微笑むらっだぁは心底満足したよう な顔だった
前回より長かったわ
びっくり
てか暑いね、がちで
死ねるよ
じゃ、元気に過ごしましょ!