ギルドパロ、魔法パロのもりもり属性パロです。
ゴブスレ1話を思い出して書きたくなっちゃったんです。(*ノωノ)
shkさんが可哀そう注意
話も長い注意
na side
~ギルド受付~
今現在、俺たち駆け出し冒険者パーティーのワイテルズは
ガヤガヤ
「お゛ら゛っそこどけよ!」「うるせぇ!」
「邪魔だ!張り紙取れねぇだろ!」
br「やばすぎやばすぎ」
kn「いったん引くか」
ギルドの掲示板で乱闘を繰り広げていた。
sm「相変わらずの人混みだな」
kr「マジ疲れるわ…」
na「…これはまた、おこぼれクエストかなぁ」
俺たちが所属するギルドはかなりの規模で冒険者も腐るほどいる。
その影響がありクエストが新しく更新されると、さっきみたいに受付が阿鼻叫喚になる。
結局、人の荒波が過ぎてスカスカになった掲示板からクエストを受注することになった。
na「うわぁ…またゴブリン退治と薬草採取かよ」
kr「仕方ないじゃん、残ってた依頼俺たちじゃできないやつだったんだよ」
br「ドラゴン討伐とか厳しいって」
疲れた顔をして帰ってきたきりやんの手には、ゴブリンの駆除と薬草採取依頼の紙。
どっちも初心者がやるような依頼だが実際は難易度がバカ高い。
ゴブリン退治は数が多くて殺される確率が高いし、
薬草採取は誤って毒草を渡したら報酬がなくなりかねない。
kr「あとこれ、受付の人から」
kn「ん?あぁ行方不明者か」
そう言って渡してきたのは同じギルド所属の行方不明冒険者のリスト。
こんな職業じゃ、既に死んでる人も少なくない…が
sm「あれ、この人Sランク冒険者じゃん」
br「ほんとだ~歴戦王って言われてる人じゃん」
数十人の名前が並んでいるリストでも一際目立つように書かれた一人の冒険者。
特徴としては…珍しい緑色の瞳。
かつてドラゴンを一人で討伐した俺らと同じぐらいの年齢の男だった。
na「…まじか」
こんな人でも行方不明になるんだなぁ。
クエスト受注が完了し今日の日程が決まった。
昼から薬草採取をして夜はゴブリン退治だ。
sm「今日は毒草入ってなかったって」
kn「まじか!broooockがヘマしなくてよかった~」
br「もう忘れてよ~(T_T)」
na「できませ~ん」
kr「自身満々に毒草を入れるのが悪い」
無事に薬草を採り終わり、駄弁りながら夜に備える。
~夜、ゴブリンの住処前~
sm「ここだな」
kn「えっ民家ちか」
kr「うわーこれはやらないとダメだな」
今回のクエスト場所は小規模な洞穴だった。
それでも力を持たない近くの民家の住人にとってはとんでもない脅威だろう。
拠点を構え洞穴に入る準備を進める。
br「それじゃあ、きりやんときんときで近接特攻して」
kn「nakamuが魔法で補助な」
na「まかせろり」
kr「ブルスマで外の残党狩りよろしく」
sm「分かった」
kr side
ゴブリン退治の始まり、まずは洞穴入口の見張りを倒すこと
様子を見ると見張りは3体ほど
kr「奇襲かけるか」
kn「そうだな」
洞穴の周りは緑豊かで好都合だ
草木に身を潜めてゴブリンに焦点を当てる。
na「いくよ、3,2,1」
ガサッ
グシャ[[[ギャァガ]]]
日が沈んでるのもあり敢え無くステルスで首を掻き切りることに成功。
洞穴内部は松明などの光源がなく俺の魔法で補うことにした
ピカ~
kn「きりやんの光魔法便利~」
kr「だろぉ」
kn「ごめん嘘」
kr「え?」
na「ww気~抜くなよ~」
なんて話しているとすぐ深くまで来た。
道中は数体しかゴブリンがおらず苦戦を強いられることはなかった
na「ゴブいなすぎだろ」
kn「時間も時間だし寝床に固まってそうだな」
kr「それはそれで困るな…」
クリアリングしながら進むと寝床のようなとこまで来た。
きんときの言う通り10体程のゴブリンが眠っていた…が
kr「…うっ」
むせかえる肉の腐敗臭が漂ってきた。
恐らく殺された人が発しているのだろう
kr「これはひどい…どうする?」
kn「…範囲魔法一択だろうな」
na「よし任せろ」
そう言うとnakamuは氷を生み出し寝床まで歩みを進める。
俺ときんときは狩り残し要員で後ろ待機でもする。
na「行くぞ」
透き通った声で呟くnakamuは氷柱を飛ばしゴブリンの急所を貫いた。
動いていない相手に当てるの容易いようですべてのゴブリンに命中したようだ。
kn「はっや」
kr「怖いぐらいあっけないね」
生き残りがいないことを確かめると寝床の最深部まで歩みを進める。
辺りはゴブリンが寝るとき使っていただろう布が散りばめられ、
kn「っ…」
尋常じゃないほどの血痕もこびりついていた。
布の隙間から苗床にされたのだろう女の人たちの亡骸がのぞき込んでいた
kn「ひどすぎる…」
kr「……」
ァ゛ァ
na「?あそこ、声しない?」
nakamuが指をさした先には布でくるまれた人
まるで俺たちに助けを求めているようなうめき声を発している
ウ゛ゥ
kr「!生きてる人いたんだ…よかった」
kr「今助けます…」
傍まで駆け寄り血塗れの布を捲り状態を確認しようと手をかけた
ペラ
kr「…えっ」
目に飛び込んできた姿は、拷問でも受けてたかのような痛々しい傷、なによりも
kn「あ…れ…こ、この人って」
kr「っ…!」
どこかで見覚えがある、
特徴的なギザ歯、うっすらと開いた緑の瞳。
…間違いない
na「歴戦王…」
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強い子がぼこぼこにされちゃってるのほんとにかわいい🥹 続き待ってます!!