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皆様は依存症というものをご存じでしょうか。
きっと誰もが一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
依存症には様々な種類があり、自分の意志ではやめることができないそうです。
そう、彼ら…カントリーヒューマンズも………
⚠ATTENTION⚠
この物語はフィクションです
政治的意図、戦争賛美、戦争美化などは含まれておりません
性的表現🐜、BL、TL、百合
歴史や国の知識、医療に関する知識など皆無なので生暖かく見守ってください
クレームやアンチ等は受け付けておりません
「ッう……」
俺はリビングで目を覚ました、いつもはベッドで寝ているのだが今日は違った。
二日酔いで頭が痛いし昨日の記憶がない、きっと飲みすぎたんだな…、
ここ数日ずっとこんな状態だ。かといってウォッカをやめるわけにはいかない
ロシアでは厳しい寒さに耐えるため酒で体温を保っているからだ
今日も俺は朝一番にウォッカを口に運び、満タンのウォッカを一気に飲み干す。
その様子を見ていたベラルーシがロシアに話しかけた。
「兄さん、明日は会議があるんでしょう?そんなに飲んで大丈夫なの…?」
会議…?そうだったのか……
俺が黙り込んでいると、ベラルーシがこういった。
「兄さん、最近ずっとこんな調子よ?せめて明日は送るわよ。
兄さんこのまま飲み続けるんでしょうし、飲酒運転をさせるわけにはいかないから」
そういって今日はベラルーシに送ってもらったのだった。
「さすがベラルーシ、、、、」
目的地に着いてすぐ、そう言葉をこぼした
今日はニューヨークで会議があるのだが、
(国際連合本部がニューヨークにあるため)
ロシアからだとかなり遠いのだ。
本来約19時間ほどかかるところをベラルーシは伝手を使って7時間ほどでニューヨークまで送ってくれた。
おかげで遅刻気味だった会議にも余裕を持っていくことができた。
………だが、この約7時間酒を飲んでいなかったからかずっと体がうずうずしていた。
会議前だが…一口だけなら、、、そう思った時点でもう俺は手遅れだったのかもしれない。
酒を飲んだ瞬間、とてつもない高揚感に包まれた。
だが、
「なんだ…?クラクラする…ッ………」
途端に体がふらつき始めた。
「ロシアッ……⁉」
視界の隅ではじける白い星、俺の名前を叫ぶアメリカの声、俺の意識はそこで途切れた。
後日談
ベラルーシ視点
昨日の会議中、兄さんが倒れたと連絡があった。
そして、兄さんが依存症ということも……
1.アルコール依存症