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「ああ、ずっと愛したかったな 」
私はあなたを愛していたよ。
でも、それでも空っぽが埋まらないから。
プルルル...
「うるさいなぁ... 」
そう独り言を言い、いつもとは少し違う毎日を始めてみる。
目覚まし時計を止め、鏡を見た。
「いつも通り...」
いつも通りのしらけた顔。
嫌いで好きな、顔。
日課の水やりをする。
びちゃぁ...
「あーあ...」
水をやりすぎた。
ぐちゃぐちゃの土が、自分の心と被って見え、葉や花、咲いたばかりのつぼみまで全てが汚らわしくなり、千切って捨ててしまいたい衝動に駆られる。
でも、ぐっと押さえた。
「あーあ...」
まだ少ししか経っていない今日で二回目のこの台詞。
まるで少ししか言葉を知らないような独り言に、自分に嫌悪感を覚える。
「しにたい。」
きゅうくらりんのノベライズを読んで下さり有り難うございます!初心者中の初心者ですが、二話も読んで下さると嬉しいです!
二話更新→♥️30!
よろしくお願い します!