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君ト、オ別レ。  第1話

(リックガーナカップリング)(if)(死ネタ)

(創作)(捏造)

私の名前はガーナ!赤のアルカラム一族の次女で殺し屋をしているにゃ!

「…もう、ガーナとは会えない。アペルピシアが…」

「えっ…?」

突然のその言葉に、私は凍てついた。だって、今まで花を送りあったりした仲で、沢山買い物に行ったり愚痴ったり、楽しい時間を過ごしてきたのに。

「なんで…っ?」

リックは答えない。リックは、リックは私の事なんて好きじゃなかったの?その程度の気持ちだったの?考えて、どうでもよくなる。

「…そっ、か。私なんてどうでもよかったんだよね。」

心のガラスに黒い気持ちが溢れ、ガラスがパリンッと、割れた。

「もうっ、いいよ!!」

私は泣きながらその場を離れた。分かってた。なんでこう伝えられたのか。…アペルピシアが、本拠地を移動するから。アルカラムと、緊急事態以外にもう関わらなくなるから。

「なんでよ、、っ」

それでも、一緒に…居たかったなぁ。なんて、思いながら家へ帰る。部屋にこもって、また涙を零した。

「なんで私ってこうなんだろう。」

不意に発した言葉に違和感を覚えた。

「…こう、?」

まるで1回最後の機会を無駄にしたことあるように。経験したことあるような。そんな発言に、私は思い返していた。そして、ひとつの事を思い出した。昔、ある街に行った時に仕事でヘマをして入院してしまった。その時、王子様のような男の子にあった。…気がする。名前も顔も思い出せないけど、素敵な子で、優しくて真っ直ぐ。孤独にも怯まない強い子。

「…リックゥ、」

私のベッドが濡れていくのが分かった。

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