コメント
4件
詩音100%様ですか?!お久しぶりです!まじで作品が今回も神ってて気づいたら永遠にニヤニヤしてました。最高です、
え、あの、私の口角どこいったか知りませんかね?
え、すきです。。。。
書いてみたかったノベル
久々に戻ってきたよ、名前変えちゃったけど
誰かわかるかな?
ま、結構前だから忘れててもしょーがないっ!
‼️あてんしょん‼️
昼神×星海だよ
地雷の人はここでばいばい
めんへら嫌いな人もゆーたーん
最中の表現はないよ
どろどろしてるよ
*******************
昼神視点
ガチャ、と玄関の扉の開く音がした。
きっと光来くんが帰ってきたんだろう。
…….こんな夜中に。
「ただいま」
「おかえり、光来くん」
「ん?あぁ、幸郎まだ起きてたんだ」
起きているに決まってる。
毎日夜遅くに帰ってくる君に会うためだけ
に今日も一日頑張ってきたんだ。
「あのさ、光来くんていつもどこに出かけ
てるの?もう日付回ってるのに」
今まではぐらかされてきたことを今日はき
ちんと聞こうと覚悟を決めた。
ずっとずっと、気になって仕方がなかった。
「どこに出かけてるか?…別にどこでもい
いだろ、幸郎には関係ない」
「っ、関係ある!仮にも俺は光来くんの彼
氏なんだよ!恋人が夜遅くに出歩いてたら
不安になる、」
つい強く言ってしまった。
少し反省して光来くんの顔を伺う。
「….はぁ、なんなんだよ、今日なんかあっ
たのかよ、大丈夫か?」
そう言って光来くんは、俺よりも小さい体
で俺のことを抱きしめた。
あぁ、やっぱり、夜中に帰ってくる光来く
んは決まって男物の香水の匂いがする。
光来くんは香水なんか付けないのに。
「気持ち悪い、香水の匂い」
気がつくと無意識に声に出していた。
「幸郎?…気づいてたのか」
はっと我に返った。
しまった、声に出していた。けどもういい。
この際思っていたこと全部言ってやる
「…そうだよ、気づいてた。光来くんが夜
中に帰ってくるようになってからは毎回そ
う。気分の悪くなる香水の匂いがする。し
かも男物の香水。」
俺は光来くんを強く抱き締めて続けた。
「ねぇ、光来くんの恋人は俺でしょ?なん
でわざわざホテル行ってまで他の人に触れ
ようとするの?俺じゃ満足させてあげられ
ない?」
「ねぇ、光来くん。俺のこと嫌い?嫌?他
の人のとこ行きたい?ねぇ、ねぇ、」
独り言のようにぶつぶつと、光来くんの耳
元でひたすら呟いた。
俺が一通り話終わると光来くんは口を開い
てこう言った。
「俺が好きなのは幸郎だけ。でもさ、我慢
出来ないんだよ。別にいいだろ?体だけの
関係だしさ、あいつのことが好きって訳で
もないし」
光来くんは笑みを浮かべていた。
「そういう事じゃなくて、他の人とそうい
う行為をするのが俺は嫌なの。ねぇ、なん
でわかってくれないの?ねぇなんで?なん
で、なんで、」
今までこんな思いが隠せていたのが不思議
なくらい重たい感情が口から溢れ出てきた。
「…そっか、ごめんな幸郎。でも無理。俺
はあいつとすんの大好き。奥まで来る感覚
がたまんねぇの」
俺はそれを聞いた途端、骨が折れてしまう
んじゃないかと思うほど光来くんを強く強
く抱きしめた。
「へぇ、?そうなんだ、光来くんずっと満
足出来てなかったんだ、ならさ….」
『もういっそ監禁でもしてずっと一緒にい
よっか』
*******************
星海視点
今日も俺はホテルに向かう。
誰かと一緒にいるふりをして。
ほんとは一人で時間を過ごすだけなのに。
なんでわざわざこんなめんどくさい事をし
ているのか、理由は一つ。幸郎の愛を確か
めたい。感じたい。ただそれだけ。
そして柄にも合わない男物の香水を自分に
ふりかけて家に帰る。
「ただいま」
そう家に向かって言えば必ず幸郎が
「おかえり」
と言ってくれる。
「あのさ、光来くんていつもどこに出かけ
ての?もう日付回ってるのに」
「!!」
やっと、聞いてくれた。
幸郎は俺がホテルに行っていることも、俺
のものでは無い男物の香水にも気づいてる。
言葉に出してくれたのは初めてでも、いつ
も分かりやすい程に顔が曇る。
「気持ち悪い、香水の匂い」
ほら、やっぱり気づいてた。
俺の事を強く抱き締めて呟いている。
「たまんねぇ、」
幸郎には聞こえてないであろう声量でそう
呟いた。
俺のために幸郎が妬いて、俺の事を強く抱
きしめている。
わざとありもしないことを言った。
すると幸郎が提案をしてきた。
『もういっそ監禁でもしてずっと一緒にい
よっか』
「…しろよ、俺の事。途中で投げ出したり
したら許さねぇからな」
誰がなんと言おうと、これが俺の愛の確か
め方で、愛情表現。他人に口は挟ませない。
『もちろん。逃げ出したりしたら許さない
からね?』
これが俺らの愛の作り方。
_END