テラーノベル
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今回はミスかぶです
それではどうぞ
「少し顔色が優れないように見えるが大丈夫か?」
「大丈夫だ」
いつも大丈夫っと言っていた
無理してる感じは無かったがやはり心配が勝つ
だから俺は時々体調を伺ったりした
そんな時、俺は遅く帰宅した
まぁ、いつものことだから何も思わないが玄関の扉を開けて驚いた
そこには靴があった
ミストのものだとは分かったが
連絡もなしに家に来られたのは初めてだった
俺はとりあえずリビングを見たがいなかった
その次に寝室を見てみたらベッドに寝ているのが分かった
こんなことは初めてなので驚いたがミストがこちらに気がつくと俺の方に近寄ってきた
そしてそのまま抱きついてきた
「ミスト…?」
「すまない……少しの間こうしたい」
そのままベッドに座り、俺を抱きしめた
(疲れてるんだな…)
「頑張ってるな、慎吾」
本名で呼んでみると更に抱きしめる力が強くなった
「いきなりはやめてくれ…」
少し照れた様子で言ってきた
俺はそれが可愛くて頭を撫でた
「すまねぇな。つい」
「華太…!」
俺の手を強く握りながら我慢してるような顔で言ってきた
(やりすぎたか…)
「…いいか?」
「あぁ…」
俺はそのまま受け入れた
コメント
4件
ミストの話が見れるなんて…!! ありがとうございます!!