テラーノベル
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テオside
テオ『……頼み事良いか?』
グレン「貴方の為なら。」
テオ『サビ組の取引先を調べてくれ、もしかしたらアイツがいるかもしれない。』
グレン「畏まりました、必ずや貴方の為に忠義を果たしてみせます。」
俺は久々に街に出掛けることにした。
暗闇でも俺の顔はカラスバに見られてるかもしれない……フードを被らないとな……。
この街は相変わらず賑やかだ……。
ゆっくり歩いてると
ドンッ
?「あっ、すみませんッ!」
テオ『いや、俺も前を見てなかった…怪我は無いか?』
?「す、すみません!俺この街に来た所で…、えへへ。」
謝る青年をゆっくり見る。
荷物1つで観光か?旅行にしては荷物が少ない……。
テオ『ぶつかったお詫びとはアレだが、ホテルでも取ってるのか?』
?「そうです!!ホテルZって所で……、場所が分かんなくて……。」
コイツ大丈夫か?
テオ『ホテルZなら知ってる、案内しよう。』
?「ほ、本当ですかッ!!助かりますッ!!」
道中
?「あ、あの、貴方のお名前とか……聞いてもいいですか?」
テオ『……イグナ、お前は?』
?「イグナさんって言うんですね!俺はキョウヤって言います!」
陽キャだな……。
テオ(イグナ)「それで、キョウヤは何しにこの街に来たんだ?」
キョウヤ「えーっと、成行き、ですかね?実は両親が婚姻話を勝手に勧めて……嫌になって……。親からは早く結婚しろって言われちゃって……、困ったもんです……。」
無理やり……ね。
テオ(イグナ)『そりゃ悲惨だなぁ、親の勝手で許嫁を言われるなんて……。』
キョウヤ「本当にそうですッ!俺はちゃんと恋愛したいのにッ!」
テオ(イグナ)『もし今後辛い思いしたらこの名刺に連絡してくれ、必ずお前の相談に乗るから。』
キョウヤ「イグナさんッ!」
俺は其からキョウヤをホテルまで連れて行きアジトまで帰る時に事件は起こった。
カラスバ「こんばんわァ、あない夜以来やね? 」
やっぱり覚えてたか……。
カラスバ「寂しかったでぇ?すぐ消えはるもん、まぁ、今回は逃がさんからなぁ。」
テオ『……まさか覚えてるとは思わんかったわ……。何だ?消しにでも来たか?』
カラスバ「ちゃうわ、お前の事全て洗いざらい白状してもらわな。」
テオ『…ははっ、拒否権無しって事かい。』
カラスバ「ある訳ないやろ、お前らコイツに鎖でも縄でもええ、捕まえろッ!!」
カラスバの合図で俺は両腕、両脚を拘束されつつサビ組に送られた。
コメント
1件
小鳥遊さん、第145話読みました…。テオがキョウヤっていう青年にぶつかって、親切に案内してあげるシーン、すごく優しいなって思いました。でもそのあと「カラスバ」に捕まっちゃう展開が急でドキドキしました…。テオ、大丈夫なのかなって心配です。次が気になります🌙 素敵な作品をありがとうございます。
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