部下からの情報。裏切りのモットが元東卍に日本最大組織である梵天の情報を流したと……。
武「……何それ…」
異変を感じたイザナと、鶴蝶。
イ「武道、電話変われ。」
鶴「武道、部屋に戻ろう。な?」
武「……」
武「……あの人たち、何がしたいの…」
鶴「…気にする事はない。俺達がちゃんとこの関連は始末しとくから。」
武「どれだけ恨まれてんの俺……ね?ハハッ」
と、少し不気味な笑みを浮かべる武道。
だけどそんな顔も愛おしくてたまらない鶴蝶。もぉこれは 愛 と言っても過言ではいだろう。
ほら、愛し方は人それぞれだし。
ガチャッ🚪
武「イザナ君…、」
イ「武道、さっきの話は忘れろ。問題無い。いいな?」
武「……ん。」
と、イザナはたけみちの髪をくしゃくしゃと撫でた。
武「……、イザナ君、ちゅーして」
イ ……チュッ…「…病み上がりだから、続きはまた今度な…。」
武「はぁい」
鶴「武道、お腹すいてないか?」
武「へ〜き。…ねぇカクちゃん、俺千冬に会いたい……、」
鶴「千冬…か、まだ仕事してるだろうな…、」
イ「最近あいつ忙しそうだからな。連絡入れとく。」
と、会話をしている時、ふと武道の頭によぎった。
武「……、俺、のせい、?」
イ「…は?なんでそうなんだよ」
鶴「そうだぞ?お前は自分を責める必要は、」
武「俺最近まともに仕事してないし…、千冬、俺の分までしてるって…モブ…が………、」
イ「……、」
鶴「…、」
武「…、仕事、戻らなきゃ…、俺仕事戻る…。」
イ「ダメだ。今のお前はまだ、」
武「俺の体なんてどうでもいいよッ!!」
イ「あ゛ぁ゛?!どうでもいいわけねぇだろ!!!ふざけんなッ!」
あまり見ないイザナの怒った顔は、武道の考えを曲げは出来ない。
それに続いて先程のタケミチの発言を撤回するよう鶴蝶は言う。
鶴「武道、今のはダメだ。撤回しろ。」
武「俺…のせいで……また、ち、千冬…、し、タヒんじゃ……う…」
イ「ッ、」
鶴「武道……、」
武「また俺、おれのせ、あぁっ、助けないと…早く、また俺……千冬コロしちゃう……」
たけみちは2人に、皆に無理強いをし、次の日から仕事に戻った。
彼の体はまだ完全では無い。
いつも完全では無いが……。病み上がりの武道は笑顔を見せてはくれない。
それを知っているからこそもあり、初めはみんな否定。
でも、武道の考えは貫かされた。
「俺のせい」「また皆が…」「俺の……」「もぉコロしたくない」と、何度も何度も口にした。
その結果、皆は何も言えなくなり、結局武道に押されたのだ。
武「ケホッ、ゲホッケホッ……、うん、大丈夫。これでいいよ」
一「…分かった。」
千「相棒、薬。」
武「…いらない。何ともない。」
千「あ?お前まだそんなこと言う訳?何、仕事もぉさせねぇぞ?」
と、眉間に皺(シワ)を寄せ、怒り気味で武道に問う。
武「……飲むから怒らないで…ごめん……」
千「……。」
武「…、怒った?もぉ嫌い、?すて、」
千「嫌うわけねぇだろ…。捨てもしねぇよバカ……。」
武「……、ごめん」
千「謝んな。。」
言われるがまま、武道は薬を口にし、喉に通す。
嫌われることを恐れ、捨てられることを恐れ……、彼は今、何を思って居るのだろう…。
全て、武道のため。
もぉ辛い思いをしなくていいように。
苦しまなくていいように。
なんて無理だ。
今のタケミチを苦しめる元凶は 元東卍 なのだ。それを終わらせない限り……。
青「ボス、モットを捕まえました。どうします?」
武「……、地下?」
青「あぁ。春千夜と灰谷兄弟が抑えてる。」
武「わかった、俺も行く。」
千「俺も行くぞ。」
武「……ん。」
武「春千夜君、蘭くん、竜胆君ありがとう。もぉ出ていいよ。皆も少し出て。」
春「…ウス。」
千「武道……、」
武「大丈夫。少し話すだけ。」
蘭「何かあったらすぐ呼べよ。」
武「うん。」
竜「でもさ、千冬は居てもいいんじゃねぇの?」
武「……、」
春「そうしろ…」
武「……うん、分かった」
東卍の話だ。たけみちに何が起こるか分かりしれない。
もしも…というとを恐れ、千冬はたけみちの傍に残り、後はみんな地下を出た。
武「…何をしたの」
モブ「……俺…たの、まれて…………」
武「誰に」
モブ「……それは…、」
武「ねぇ、全部話して?俺、あまり君を傷つけたくないんだ…」
モブ「……」
武「……早く話せよ」
モブ「ヒッ…ッ……、」
と、モブは淡々と話す。モブはたけみちが怒った顔を見た事がなかったのだろう。
まぁ、部下には……いや、武道はいつだって優しいヤツだ…。
優しいの度を超えているくらいだ。
モブ「はっ、初めは……東卍が…、東卍が内部に侵入した事からです……」
千「侵入?そんな話何処にも……」
武「何時?何処で侵入されたの?」
モブ「…、俺たちの仕事の時ッス…。」
武「君の仕事…、シ体の処理だったよね?何でそこに…?」
モブ「わ、分からないんです本当に…!!」
千「……お前他になにか隠してるだろ」
と、断言した千冬。そんなモブは何やら冷や汗をかいて血の気が引くのを感じられた。
モブ「……へ?…」
千「洗いざらい話せよ、なぁ?あんま俺らを怒らせんなカスが…」
とてもな恐怖を起こさせるような低い声。
雰囲気で分かるくらい千冬は怒っていた。
モブ「ヒッ…ヒァッ…ぉ…お゛!お金!!お金をやるって言われて!!!俺お金、ほ、欲しくて!!!!」
武「……何、そんなにお金が足んないの?この仕事の給料じゃ不満だったの?」
モブ「ぁっ…あぁっ……!!ぅ゛あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!!!!!」
叫び続けるモブ。叫んでも無駄だってのに、無駄な叫びだ。
けど、武道にはその叫びかま苦痛だったようで……。
武(もぉ無理、目眩してきた……何でみんな俺を裏切るの……)
千「武道、少し出よう。」
武「……お前もぉ…いいや…、」
モブ「……え?」
カチャッ…と、引き金を引く音と共に、盛大な音が響き渡った……。
その後…千冬と武道は仕事に戻り、仕事が終わった後直ぐさま部屋にこもってしまった武道。
武道の部屋にはベッドしかなく、窓も、ベランダすら無い。
すぐタヒのうとするからだ。
幹部たちのアイデアにより、実行された。
前見たく、今はそこまで無いが。念の為でもある。
現在住んでいるマンションは、九井が買い取った。
偽造した名前を使い購入。
そのため、リホームも淡々と進んだのだ。
そんな何も無い、ただでかいベッドだけが隅に置いてあるだけの部屋に、武道は引きこもっていたのだ。
コンコンッ
蘭「武道〜?開けるよー」
ガチャっ🚪
蘭「うわ?!……っと、もぉ、危ないな〜……」
蘭がドアを開けた瞬間、枕が飛んできた。
それを危なく回避したらん。枕をキャッチしたのだった。
蘭「……、ご飯は?」
武「要らない。早く出てって……」
蘭「…、今日一緒に寝よっかな〜」
武「早く出ていけよ…聞こえねぇの?」
蘭「………そんなに頼りない?俺たちの事」
武「…は?」
蘭「ま、良いけど……。俺ら、ほんとにお前が好きだかんね。それだけは分かって。」
と、言葉を後に蘭は部屋を出た。
武「……俺…もぉ……無理…」
コメント
4件
武道〜…!!
もうッ☆さいこうッ☆