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ウメミヤ「お、お帰り~」
ヒイラギ「見回りほったらかしてどこ行ってた…また面倒ごとか?」
サクラ「……別に」
ニレイ「あ、いや、ただ…桜さんがヤキ……んんっ」
サクラ「バカ、言うんじゃねぇよ!」
桜さんにすごい勢いで口を塞がれてしまった。
それにまた顔が赤くなってる……
ウメミヤ「あははっ!本当仲がいいな!」
ヒイラギ「騒がしいの間違いだろ…」
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ニレイ「桜さん!それじゃまたすぐに剥がれちゃいますから、こうやって…」
サクラ「だぁ!?わかってるっての!」
ウメミヤ「おっ、楡井は落書き消すの上手いな、綺麗に塗れてるじゃん」
ニレイ「そ、そうですかね」
そう誉められるとやっぱ照れちゃうな。
こんなことでも街の役に立ててるんだって。
サクラ「こんなことしたって特訓にならねぇだろ…」
ニレイ「これも立派なボウフウリンの仕事ですよ!」
その時眼帯をしている同級生の蘇枋さんが口を開いた。
スオウ「なんか2人を見てると新婚夫婦みたいだね~」
ニレイ「す、す、蘇枋さん…し、し、新婚夫婦って……恐れ多いっすよ!!」
スオウ「でも…2人は恋人同士…付き合ってるんだし、将来的には結婚してもおかしくはないでしょ?」
いつものニコニコ顔でさらりとそう言われる。
スオウ「それより…楡井くんは喧嘩の特訓をしたいんだっけ?」
どうやら最近その話ばかりをしていてため聞こえていたらしい。
スオウ「なんなら俺が…特訓してあげようか?上手く教えられるかわからないけど」
ニレイ(あ、あの強いことで有名な蘇枋さんが俺に特訓を…)
サクラ「ふざけんなっ!俺が教えるからいいんだよっ!」
スオウ「けど…教え方がわからないとか言ってなかったっけ?そんなに”奥さん”わ取られるのが嫌なのかい?」
あっ、蘇枋さん…楽しんでるんだ。
だって”奥さん”だけ強調したし思えば蘇枋さんって冗談好きだったような…
サクラ「ってかいい加減新婚でイジるの止めろ!」
スオウ「ごめんごめん…2人の反応が面白くて」
ニレイ「ところで蘇枋さんの言う特訓ってなんなんすか?受けるかどうかは別で興味あります」
スオウ「俺が教えるとしたら…師匠から教わったいつもの俺の動きかな?」
つまりはあのカンフーみたいなハチャメチャに組み合わせてる動きの奴。
俺には到底できないような気がする。
ニレイ「すみません…遠慮しておきます…」
スオウ「そう?まぁ、何かあったら相談してよ…仲間のことだから力になりたいからね」
次回へ続くーー