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理不尽

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理不尽

2 - 第2話

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2022年03月01日

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僕は、見てはいけないものを見てしまった






「紫ー君?」


「どうしたの?橙君」


「紫ー君のこと、好き」


「え?ありがとう笑」


「違う。」


「橙君?さっきからへんだよ?」


グイッ



「俺の好きは紫ー君が今思ってるんとちゃう」


「え、/え?…/」


「返事は…どうかな?」


「!ごめん橙君…!俺、好きな人がいる…」


「そ…っか…」




こんな一連のやり取りを見てしまった

しかも、その紫先輩の好きな人はと言うと…





「紫先輩って青君好きなんだって〜!」


「えぇ?!そうなの!!羨ましい〜!」



「青ってやつウザイよね」


「ほんとほんと笑」


「“不釣り合い”なのにね」


「もったいないわ笑」



「同じ部活だからって紫様に馴れ馴れしい」





なんと僕。という“噂”が流れた

なんで噂を真に受ける?


意味がわからないし、そもそも橙先輩だって紫先輩に告白したじゃないか

僕は告白すらされてないのに、紫先輩が言っていた訳では無いのに

僕だとダメ

理不尽___








「おい青」


「はい…」

これ、絶対ヤバいやつだって。橙先輩の目が人〇しそうだもん


「俺の紫ー君取りやがって!」


「ち、違います!」


「お前…俺に口答えか?」


「紫先輩はきっと橙先輩の事好きですよ、!」

いけるか…?


「は?」


ヤバい…


「舐めてんじゃねぇよ!」


ガシッ


「い゛ッ…泣」


「橙君…?」


あ、紫先輩…


「ちっ…」




「青ちゃん大丈夫?橙君と何かあった…?」


なんでこの人はのうのうと生きているのだろう

あなたのせいなんですよ?

橙先輩を振るから

僕に回ってきて


「紫先輩は何も知らないんですね。」


「え?」


「紫先輩、橙先輩のこと、振りましたよね?」


「そうだけど…」


「その時、紫先輩は別に好きな人がいるって言いました。

それでその紫先輩の好きな人をめぐって噂が立ってるんです。」


「え、?そうなの?」


「ッ…」


「ごめんね?俺、分からない。けど、仲間として、相談とか、乗らせて欲しいな…」ニコッ


「もう…あんまり話しかけないで下さいッ…」泣


ダッダッダッ…






𝙸𝙽教室


「ねぇねぇ青ちゃん〜」


げっ…

この子は赤くんこの子は橙先輩が大好き

若干ぶりっ子だから僕は好きじゃない


「前さ〜橙先輩に手、掴まれてたよね〜♡」


「あ、はは…」


「笑ってんじゃねぇよ(圧」


ひゅ…


「剣道部の中のカスがよぉ?」


青、絶体絶命

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