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朝の風が頬に当たる
夏のはじまりを感じる匂いが肺全体に広がる
いつも通り、うっとおしいスマホのアラーム音が部屋に鳴り響く
俺は寝癖の着いた髪を軽く水で直し、クリーニングでシワを伸ばしたシャツに腕を通す
いつも通り、学校を目指す
その姿はどこがアホくさく、さっぱりしているものだった
学校に着くや否や、裕介(ゆうすけ)が話しかけてくる
裕介とは小5からの付き合いの親友(?)だと思う
おーい!早くこんかいな!ちこくしてまうで!笑
急かして来るのはいつもの事だ
裕介と俺には同じ好きな人がいる
取り合いとかもなくいつも可愛いところとかキュンとする所を語り合っている
今日もいつも通り短めのボブの好きな子(里穂ちゃん)がやってくる
そのままたわいのない会話をクラスメイトや裕介として
昼ごはんのじかんに