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とくめい
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庵野
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#nmnm
かめちょん
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まだ世間は ケーキバースで起きた事件が続いている
そんな事より涼ちゃんの事が心配だ
涼ちゃんはあの日から
俺と元貴、PMGAの皆以外の人とは関わらなくなってしまい
レコが終わればすぐ帰る
笑顔もそれから1度も見なくなった
大丈夫?と声をかければ
僕のせいで皆に迷惑をかけたんだと自分を責めるような事しか言わない
涼ちゃんは何も悪くないのに
外を歩けば
周りの視線が僕を見てるようで痛く感じる
怖い
僕がケーキだとわかってから
周りが怖い
歩く人たちの目が怖い
帽子を深く被り、 下を向いて
早足でマネージャーの車がある駐車場へと向かった
「その、首の様子はどう…?」
「あ…前より少しは痛くないかな、心配してくれてありがとう」
「いえ、マネージャーだから、 若井さんが来なかったら
あのまま捕食されてたかもしれないし助かってよかったよ、ほんとに」
「…」
若井には申し訳ないことしたな…
僕はまだ若井の家で泊まってるけど
自分の家に帰るのが怖くて
しばらく泊めてもらうことになった
包帯に巻かれた首を撫でる
いつ 若井に好きって告白しようかな
気持ち悪いって思われないかな
別にいいか
このままの関係で
僕はその気持ちを
そっとしまっておくことにした
若井の家に先に着いた僕は
とりあえずできることを終わらせて
ソファでゆっくり横になった
眠気に襲われ目を閉じた
「っ…!や…!いた…!すけて…!!」
なんだ、これは
感覚がある、夢なの…?
僕は何を叫んでいる?
目を開ければそこには
大人の男の顔が目の前にあった
自分の手を見ると今より小さい
目の前にいる男は息が荒く
身体を弄り、嬉しそうな声を出す
僕を見つめるこの目
どこかで
あぁ、最近 僕を捕食しようとしたストーカーの目と同じだ
思い出した
僕は生まれつき ケーキだった
両親からは用心深くするよう言われまっすぐ帰ってくることなど
なるべくフォークと会わないよう過ごしてきたが
小学生のフォークだった同級生に
トイレに連れ込まれて指を噛まれたっけな
しかも美味しそうに味わっていた
ケーキの僕にはそれが理解できなかった
気持ち悪い
その事を先生や親にも言えなかった
人を傷つけるかもしれないと思ったから
そこから自主的に距離を置くようにしてきたが
中学2年になって
小学生の頃より周りの目が怖いと思ったのはその時ぐらいからかな
教室に入れば
僕を見てヒソヒソと話してる
“あいつ、ケーキだってよ”
“まじで?俺、フォークじゃねぇけど食べてみてぇ〜”
“冗談やめろって”
どこから僕がケーキだという情報が流れてきたんだろ
人と関わらなければいい
ある日の夜
僕は部活で遅くなり
すっかり暗くなった道を歩いていたら
後ろから手を引かれ
人気のない所へと連れ込まれた
抵抗しようとしたが
力はあっちの方が上だった
到底、大人に勝てるはずがなかった
そしてこの男はフォークだった
僕は、服を脱がされ
身体をまさぐられては血が滲むくらい強く噛まれた
恐怖で泣き叫んだ
助けを求めたが届かない
口を塞がれてしまい
男にされるがまま僕は捕食された
しばらくしてから
その男は逮捕されたが
僕の心の傷は癒えなかった
「はぁ…っ」
起き上がったら
服が寝汗で濡れていた
1番思い出したくもない嫌な記憶だから
忘れていたのに
最悪だ
手の震えが止まらない
今でもあの捕食者の目が
頭から離れられない
「…ケーキに生まれなきゃ良かったな…」
ケーキでもフォークでもない元貴と若井が羨ましいよ
「…?若井は…」
ここは若井の家だ
時計を見れば18時を過ぎていたが 若井の姿はなかった
「まだ帰ってきてないのかな」
寝汗かいちゃったから
シャワーでも浴びよう…
コメント
2件
最近投稿多くて嬉しいです お疲れ様です🙂↕️