テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
弥生楓-YayoiKaede
83
最後はぺいんとさん!
戦闘前
進む…
さっきの言葉がなんども頭の中を巡る。
魔王じゃなかった…人間たちに魔王だなんだと担ぎ上げられたってことか?
話が通じないから引きこもってるのか?
光が見えるけれどなんだか薄暗い
目の前には何枚ものモニター、そこには今まで戦ってきた魔族たちが映っていた。
見ていたのか?全部を…なら話ができる!?
瞬間振り向きざまに投げられた何かが頬を掠る。
Pei「もしかして、トラゾーの話信じちゃった?」
Pei「うわぁ、それにしてもあんな昔の話まだ覚えてたんだね」
Pei「戦いに負けた魔族にとどめを刺さないなんて…君も可笑しな人族だね」
Pei「たてないでしょ?無理に動かないほうがいいよ?さっき掠ったの猛毒だから。」
Pei「くだらない茶番はこのモニターで見させてもらったよ」
Pei「なぁ、俺らのことなんだと思ってる?おまえも、人族も…」
Pei「いや、もういいや。そのうち猛毒で死ねるからそれまで苦しみなよ…仲間の分まで」
くるっとモニターに向き直る…
今までの会話どこか違和感があった。
わざとヘイトを集めるような喋り方を…ゲホッ
手に血が付く、毒の話は本当みたいだ…
話をするにはまずこの状況を何とかしなくては…
戦闘後
Pen「ゲホッあー負けちゃった」
Pen「まぁ勝てるとも思ってなかったけどw」
Pen「さすがに魔王までは見過ごせないだろ?」
いやです。あなたを殺しません
Pen「さっさとトドメを……馬鹿なのか?」
Pen「俺らはお前らの敵なんだぞ!?」
じゃあ人類の総意に反した俺も敵になりますね
Pen「敵になるって…人類に敵対するのがどんなに危険か…」
それはあなた達も同じでしょう?
Pen「………。」
悪ぶって喋ってましたけど、本音見えてましたよ?
Pen「なっ…」
それとも、こんな穢れた人族の僕なんて仲間にしたくないですか?
Pen「世界一穢い俺を倒したんだ、お前は世界一綺麗だよ」
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!