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「嫌いになれない〜不器用な恋〜」


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今日はカルドから香水が送られてきた。その前は腕時計、その前はブレスレット。そのまた前は財布。どれも意味のある贈り物だ。そのことにため息をつく。ふぅ、どこまでやれば気が済むんだ、あいつは。嫌いでいさせてくれ、貴方がそばにいるべき人は私じゃないんだ…

だが、それとは裏腹に嬉しいという歓喜の気持ちが湧き上がる。自分のことを「欲しい」と、そう思ってくれていることに笑みが漏れる。






「おい、あの鉄仮面のオーターが笑ったぞ」

「ええ、あのオーターさんが優しい笑みを浮かべましたね」

「今まで見たことなかったのに」

「カルドさんからのプレゼントですかね?」

「でもオーター、断ったって聞いたぞ?」


そう遠くで見ていた神格者達がささやく。まったく、暇なのだろうか?まあ、その場にカルドはいなかったが…

(上からレナトス、レイン、ツララ、ソフィナ、ライオ、の順です)

__________________

「オーター、プレゼント見てくれたかな?」

オーターなら贈り物の意味にすぐ気づくだろう。それだけ僕が君を手に入れたいっていうこと、わかってくれるかな。

今度、食事にでも誘ってみよう。




第三話 終

next▶︎▶︎▶︎♡⤴︎400











香水・・・独占欲

腕時計・・・同じ時を過ごす

ブレスレット・・・束縛、永遠

財布・・・いつもあなたの側にいたい



嫌いになれない〜不器用な恋〜 カルオタ

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コメント

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ユーザー
ユーザー

渡すものに意味があるの知らなかった!!オーターさんの笑顔想像しただけでほんわかしちゃう笑

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