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確認作業の続き。


「でもずっと元貴の事好きだったのは本当だけど、アツシさんに揺れてたのも確かだから、今回元貴が止めてくれなかったらアツシさんと付き合ってたかもね」

涼ちゃんがそんな爆弾発言をして俺は驚いて目を見開いたまま固まってしまった。

そういえば…。

「そういえばアツシさん、涼ちゃんの泣き顔がかわいいって言ってた…」

あっとつぶやいた涼ちゃんはちょっと顔を赤くして、ふいっと目線をそらす。

「涼ちゃんもしかしてアツシさんと…」

「いや!違うって!そんなんじゃないから!」

青い顔をしながら見上げる俺に慌てて涼ちゃんは否定してくる。

「アツシさんとは最後までやってないから!」

「最後まで?」

最後までやってないって事は…。

「じゃあ途中まではやったって事?」

「あっ」

しまった、というように涼ちゃんが手で口を塞ぐ。

「ふ〜ん。そうなんだ。でもどこでしたの?そんなの室内じゃないとできないよね?」

「いや、あの…」

俺のジトッとした目に涼ちゃんは後退りする。

「付き合う前の事なんだし、怒らないからちゃんと話して?」

そう言うと涼ちゃんは唇を尖らせて上目遣いで見てくる。

そんなかわいい顔したってごまかされないんだから!

「いや、飲みに誘われた日に付き合わないかって口説かれてさ。その時はごまかしたんだけど、店出た後キスされてホテルに誘われて…」

「えっ?アツシさんとホテルに行ったの?」

「うん…」

言いにくそうにうなずく 涼ちゃんにショックを受ける。

「それってやったって事じゃ…」

「いや!やってない!やってないから!」

「でもホテルまで行ってやらないなんて事ないでしょ!?」

そんな事信じられるわけない。

「あの、確かに最初はそういう流れだったんだけどさ。俺、元貴への報われない思いに疲れちゃってアツシさんとそういう関係になったらその苦しみもちょっとはマシになるかな、って」

俺がグズグズしてる間にそんな展開になっていたなんて。俺は呆然とする。

「でも俺、どうしても元貴の事が頭から離れなくて、途中で自分でも気づかないうちに泣いちゃってたみたいで、それに気づいたアツシさんが途中でやめてくれたんだ」

えっ?あの状態の涼ちゃんを前にして途中でやめれるなんてアツシさんすごい。

俺は変なところで感心しながら、涼ちゃんがそんな場面でも俺を思って泣いてくれた事にジーンとする。

「その後元貴との事とか色々話し聞いてくれてさ」

「って事はアツシさんは俺と涼ちゃんの事も知ってたの?」

「うん。全部聞いてもらったからね」

じゃああのスタジオの廊下での会話はなんだったんだろう?

「そうしたら俺がアツシさんでもいいかなって思えるまで口説き続けるからとりあえず友達になろうって言ってくれてさ」

心なしか涼ちゃんの顔が赤くなったような気がする。

でもアツシさんは涼ちゃんの事口説き続けるって言いながらあの時俺にあんな事言ったんだ…。

『スタートラインにも立っていない』あれはさっきの涼ちゃんの話もあるし絶対にアツシさんが俺に発破をかけてくれたんだろう。ボーっとしてると俺がもらっちゃうぞ、いいのかって。

そのおかげで今、俺はこうやって涼ちゃんの隣に並んでる。

「アツシさん、いい男だなぁ」

「ホントそうだよねぇ」

俺たちはしみじみとうなずき合う。


あれ?もっとイチャイチャさせるつもりがなんかアツシさんネタになってる?

でもここってちゃんと伝えておかないと絶対気になってうまくいかないよね😅

このお話しの恋のキューピッド👼は完全にアツシさんだもん✨

感謝してもしきれない2人ですw

次回でとうとう終了になります。


この作品はいかがでしたか?

270

コメント

7

ユーザー

みんなが認める良い男、アツシさん😭✨ もうすぐ終わりとか寂しいです。笑

ユーザー

アーツーシー!(久しぶり❤️) もぅ…やっぱりイイ男✨ 大森さんも認めざるおえん!

ユーザー

アツシさん、最後までいい男だなおいw😳💕

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