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マ「灰谷、三途、任務だ」

マ「南のアジトの奴らを殺してこい」

蘭「はーい」

竜「了解」

春「了解しました」



春「おらお前ら早く行くぞ」

蘭「へいへーい」

竜「あ、兄ちゃんまってよ……!」

蘭「早くしないと置いてくぞー笑」

竜「んぅー今行くから!」

春「早く来いよ」


 

蘭「アジトってここ?」

春「そうだろ」

竜「結構おっきいね」

蘭「ま、いつも通り殺ればいいしね♡」

春「あんま汚すなよ」

蘭「分かってるって笑」

竜「そー言って兄ちゃんこの間も盛大に汚してたじゃん」

春「じゃ、行くぞ」




バンバンバンッ💥💥💥


蘭「やりー笑」

竜「兄ちゃん俺のとんないでよ!」

蘭「ごめんってー笑」

春「全員殺ったか?」

蘭「うん、殺った」

春「帰るか」

竜「ね、帰ろ。てかお腹すいた~」

竜「プリン食べたい!」

春「帰ったら食べれるだろ」 

蘭「竜胆のプリン食べちゃった(ノ≧ڡ≦)☆」

竜「はあ?!もー!兄ちゃんさいてー!」

蘭「今度買っとくよ」 

竜「いっぱいだからね!100個!!」 

蘭「いや、そんないらないだろ笑」

春「お前ほんとに馬鹿だな……」 



グラグラグラグラグラグラグラ




春「あ゛地震か?」

竜「結構おっきくない?!こわ!!」

竜「兄ちゃんはへいき……」




蘭「竜胆!春千夜!」






ドンッ





竜「え?兄ちゃ、急に押さないで……っ」











竜「…………………………………………え?」







パラパラ      パラ








グチャ……





タラ……






竜「兄ちゃん!!!」

春「は?!蘭!!何してんだお前!!!」

竜「兄ちゃ、ま、まってて!!いま、今助けるから…………っ!!」



バラバラバラバラバラバラ




竜「兄ちゃ…どこ……」

竜「三途も手伝ってよ…………!」

春「いま手伝う……!」



バラバラバラバラ




蘭「りん……ど……」

竜「兄ちゃん?!そこにいるの?!」

竜「兄ちゃ……!やっとみつけた……!!」

春「蘭……」

竜「兄ちゃん……な、なんで……」






そこには










頭から血を流し、顔の3分の1を覆うような大きな抉れ傷、片腕は千切れ、見るに耐えないような状態の兄ちゃんがいた。











竜「兄ちゃん!!すぐ帰ろ!!」

竜「すぐ帰って、お医者さんにみてもらったら助かるから……!!」

春「竜胆……」



 


蘭「竜胆、」

竜「な、なに?兄ちゃん……?」

蘭「ボスと、ココちゃんと、鶴蝶と……」

蘭「みんなに」

蘭「ありがとう」

蘭「そう、伝えておいて……」

竜「な、何言ってるの……?」

竜「兄ちゃん、帰ろ……」

蘭「竜胆、分かるでしょ」 

蘭「お別れの時間だよ」

蘭「でも、またすぐ会えるから」

蘭「俺たちは、2人でひとつだろ?」

蘭「兄ちゃんは、ちょっと先に行ってるだけ……」

蘭「兄ちゃんが、あっちの世界に」

竜「兄ちゃ……」

蘭「モンブランと、プリンと、クラブと、美味い酒と……」

蘭「全部用意しておくからさ」

蘭「だから……」

竜「兄ちゃん!!!」

春「竜胆」

春「蘭が話してるだろ」

竜「で、でも……っ」

蘭「竜胆」

竜「兄ちゃん……」

竜「ごめ……っ俺のせいで……」

竜「俺がすぐ気づいて、避けてたら……っ」

竜「俺のせいだ……っ」

蘭「ううん」

蘭「竜胆のせいじゃない」

蘭「俺が竜胆と春千夜をまもりたかっただけ」

春「蘭……」

蘭「春ちゃん、竜胆のこと、お願いね」




竜「兄ちゃん!!やだ……!!」

竜「置いていかないで……っやだ、やだよ……」

竜「ま、まだ、っ助かるかも……、!!」

竜「だから、!」

竜「だから……」

蘭「竜胆」

蘭「竜胆、顔上げて」

竜「……ん」











…………………………ちゅ











蘭「……最後のキスだよ」

竜「兄ちゃ……」

蘭「竜胆、聞いて」

竜「兄ちゃん……」

蘭「俺、もう、喋れ……無くなってきた、から」

蘭「……だから、聞い、て」

竜「……っ」

蘭「うん、いい子」

蘭「俺、竜胆の兄ちゃんに、な、れて、」

蘭「ほんとに」











蘭「………………嬉しかったよ………ニコ」

蘭「春千夜も、俺と、たくさんはなして、くれて」

蘭「ありがとう……」

春「蘭……っ」











蘭「あぁ、ほんとにお別れ、の、時間だね……」

竜「兄ちゃん……っ」

春「蘭……っ」



蘭「竜胆」

蘭「これから、寂し、く、なると、思うけど」

蘭「頑張って、生き、るん、だ…よ………………………」

蘭「兄ちゃん……っ応援してるよ…………」

竜「兄ちゃん……!!」

春「蘭……」

蘭「ね……もう……行って……っ」

蘭「また、揺れる……」

蘭「俺の、事は……っいいから……」

竜「……やだよ……っ」

竜「離れたくないよ……っ」

竜「ずっと、死んでも一緒に居たかった……っ」

竜「死ぬ時も一緒」

竜「そう約束したじゃん……」

蘭「竜胆……」

蘭「……っ」

蘭「兄ちゃんも、寂しいな……っ」

蘭「はは……俺、かっこわり……」

蘭「お前らの、前、では」

蘭「泣かないって、決め、てた……」

竜「兄ちゃん…………!!」

蘭「春千夜、竜胆の、こと連れ、てって……」

春「……蘭……っ」

蘭「お願い……」

蘭「2人のこと、死んでも、守るって……っ」

蘭「決めてたから……っ」

蘭「だから」

蘭「お願い……」

春「……わかった……っ」

春「蘭……」

春「…………っ」





春「竜胆……っ、行くぞ……」

竜「や……」

春「やじゃねえ、行くぞ……っ」

竜「やぁ……っヒグッ」

竜「兄ちゃん……っ」

蘭「竜胆……春ちゃんの言うこと、聞いて……」

蘭「兄ちゃん、大丈夫」

蘭「兄ちゃん、から、の、お願い……」

竜「……っ」

春「……行くぞ……」

竜「兄ちゃん…………ギュッ」

竜「今まで、ありがとう……っ」

竜「俺、頑張るから……っ」

竜「だから、あっちで」

竜「俺の事、待ってて…………」

蘭「うん、まってる……」

竜「ばいばい……」










2ヶ月後








   

コンコン


春「竜胆」

竜「……」

春「…………出れるようになったら顔出せよ」

竜「……ん」

春「……」















兄ちゃん











兄ちゃん


















会いたい










 


しゅーりょーです

書いてる途中で涙出てきた……

続きは伸びたら書く










アメジストと、泡沫。

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