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どうも今晩は!斜鈴です。戻るボタン押しすぎて全部一回消えました☆おかしい所ありますけど(←いつもです)見逃してください。
「あの、私が天使ってどうゆうことですか?」
「あぁ、翼が生えたひとのことを天使というそうだ。僕は元々は人間の天使だよ。だから、そこまで元から天使のひと達のことについては詳しくないよ。僕は…一度死にかけた。その時、神様に使える天使に会って翼をつけられた」
「雲晴は、本々天使だったようだね。神様に恵まれていたんだろうね。だったらなんで羽が消える?性格は悪い訳でもなさそうだから悪いことをした訳でもなさそうだね。思いあたることは?」
「いやいや!まず元々人間だったってどうゆうことですか!」
「僕の質問に答えてくれたらいつか話すよ」
「うっ!」過去を思い出そうとすると頭痛がしてきた。
「何て醜い」「人間以下だ」「何で存在するのかしら」
何で母さまは平等にしないの?私だけなんで?生きていちゃいけないの?何で何でなんでなんでなんで!
目の前には、黒い何か。気づいた時には赤黒い炎に包まれていた。
「苦しい苦しい苦しい…私の酷い翼を取って!外して!母さま…」
「う…は」母さま?「雲晴」「い…をし…て!」「雲晴!息をして!」
えっ… 「ハっハァっハァハっ」
「ゆっくり!吸って、吐いて、吸って、吐いて」
「大丈夫です…」
「ごめんね、ごめんね」
「今日は、ゆっくり休んで。ごめんね、本当に、ごめんなさい」
「大丈夫です…明日話ます。心の準備ができてからにします」
その日、今日一日、霧雨さんに会わなかった。
あぁ、またそうやって傷つける。罪の重さをまだ分からないのか。馬鹿。心の傷は目に見えないし深い。お前は重罪だ。
「それを分かる為に君は契約天使になれ。その代わり翼は……」
あぁまた朝がきた。今日もまた罪を増やさない様に生きないと。黒い翼を隠して生きないと。