「もう大丈夫?」
「大丈夫です」
「ごめんなさい。」
「謝らないで。ここに来てくれてありがとう」
「なんで、お礼なんて言うんですか。」
「お礼を言わないといけないのは、こっちなのに。」
「なんでだろうね。」
「でもね、私がいるって言うことを覚えていてくれたのが嬉しかったんだよ。」
「でも、占い師さんの時間とか私が奪っちゃったら、、、」
「確かに、時間は戻らないよ。でも、この先に後悔するかもしれないなら、今の時間を無駄にしても、いいと思うんだ。」
「私はこの時間。嫌いじゃないよ」
「私の事なんて、ほっとけばいいじゃないですか。」
「そうだね。ほっとけばいいと思うよ。」
「でも、せっかく前に進めたのに、新しい道を見つけたのに、その道を全部ふさいじゃうのは、持ったえないな。って、思ったの。」
「死んでしまったら、本当にやりたい事が見つからないまま、全部終わってしまう。」
「でも、生きてたら。いつか必ず、いい事がある。やりたい事も見つかるんだよ。」
「なんで、そんなに優しくするの、、、?」
「私もね昔は、あなたと同じような感じだったの。」
「え?」
「あなたみたいに、自殺しようとしてた。」
「…。」
「でもね、それを止めてくれた人がいたの。」
「その人に言われたの。[同じような人がいたら、助けてあげなさい]って。」
「私は、私の正しいと思うことをやってるだけ。」
「優しいとか、優しくないとかは関係ないと思ってるから。気にしないで。」
「まずは、落ち着くまで、学校を休みなさい。」
「何かあったら、すぐにここにきなさい。」
「私が言えるのはここまで。」
「あとはあなたがどうしたいか。どうするかで決まるの。」
「あなたなら大丈夫だから。」
「はい。」
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!