嗚咽表現あり
商談を始めて2時間は経っただろうか。
相手は言うまでもなく、俺にも酒が回っていた。酒を交えた取引なんてよくある話だ。
だが 、
「 三途大丈夫そ?結構飲まされてっけど 」
俺は酒に弱い。横から耳打ちしてくる灰谷の声なんざ右耳から入って左耳から抜けてるっての。
「 あー 、はは 。流石███さんはお目が高い 。」
適当に相槌打ってりゃ上手くいくだろ。なんせ此奴は面食い。それなりに顔のいい俺らを大いに気に入っている。
暫くし、商談は成功に終わった。と思う。最後の方はもう酒に強い灰谷に任せっぱなしで、記憶が曖昧だ。
…あ、吐きそう。
「 お前先に車乗っとけ、俺トイレ行って来る。」
吐いてから俺も行くから。
「 んー、はよ戻れよー 。」
なんで余裕なんだよあいつは
「 ぅ゛、おぇ゛っ 」
どれくらい吐いただろうか。始めのうちは固形混じりだった吐瀉物が、酸っぱい胃液になっている。
( コツ 、コツ 、コツ … )
と、その時トイレに足音が響いた。
え?トイレの扉蹴破られたんですけど。敵襲か??
「 あー三途?遅いから様子見に来たんだけど 、」
は?何平然としてんだよ、扉破ったくせに
「 っは 、随分と手こずってんじゃん。顔真っ赤 。」
ニタニタと嘲笑って見下してくる此奴は、随分楽しそうだった。
「 ぁ゛、… うっせえよ 、… 出てけ 、」
「 あ 、俺が吐かせてあげよっか。」
「 は、嫌だわ … っ ん゛ぐ ッ 」
俺の拒否をフル無視して灰谷は俺の口内に指を突っ込んできた。
上顎をゾリゾリとなぞってみたり、喉奥を力強く押してみたり。その度俺は嗚咽するものの、吐き出せなかった。だってもう出すものないし。
「 ま゛っ 、もう無理 … 出ねぇ から 」
「 ん〜 ? みたいだね。」
「 ぅ っ 、ふ … ぁ 」
俺の声は嗚咽からいつの間にか喘ぎ声へと変わっていた。
「 ね、身体ビクビクするでしょ。てか今まで気づかなかった訳?酒のせい?あのおっさん、お前のグラスに媚薬盛ってたんだよ。」
気づいてんなら止めろよ馬鹿。
次回🫢🔞あります。🫢🔞書くの初ですあったかい目でみてね。
コメント
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イヤアァァァアァァァ!!!!好きだあぁぁぁあぁぁあ!!!!!