始めまして。眠(みん)と申します。
フォロ限外しました。 ですが、フォロー、コメントしてくださると本当に嬉しいです。
ずっと見る専で生きていた私が冬眠を終えました。(?)
お試しとして駄作品を投げさせていただきます。
今回はお試し投稿なだけですぐ消す可能性大です。
主は司類をこよなく愛すド変態腐女子です。
Rは書けません。オリジナリティ溢れたくそ作品しか投げません。
ここから下
メインの小説です。司類です。R無し。学パロ。
どぞ。
「神代さんは少しおかしい。」
「もう少し輪に入ってきてもいいと思うんだけどね…」
「仕方ないよ、そういう人じゃん。」
昔から酷い言われようだった。
子供のうちは好きなことを心の底から楽しめるから沢山動いて沢山経験をして将来的に有利に活動できるように頑張って欲しい。と周りの大人からは無茶苦茶な期待を僕に寄せてきた。
正直この頃の僕には何を期待されていたのかは到底理解し難かったから好きなことをやれと言われたからやると言うことを行動に移すことしか出来なかった。
大人に言われたからやった。
今ではもうそんな言い訳が通用する歳ではない。
なんやかんやで自分から輪に行かなかったこともあり、中学ではあっという間に一人になった。学年が上がる度に浮いていると思われたお陰か同級生から殆ど避けられてしまっていた。確かに、すぐ行動に移してしまうところや集中しすぎて他の人を自分の世界に引きずり込むのが未だに治せない悪い癖だとは思う。だが、それをすぐに治せと言われたら凄く難しいことである。これを一人で治せるか?と”僕に”問われると80%無理に近いだろう。人間不信になってしまうよ。
と昔の事をひたすらに掘り起こしていたのが今日のお昼。どうしてこんな話をしているかって?それはね、とある人に僕の事を根掘り葉掘り質問されたから答えていたんだ。実に面白い質問ばかりだったよ。そんな過去があったからお前は野菜が食べれなくなってしまったのか…?や行事はいつも一人だったのか?とか。侵害だなぁ。産まれた時から僕は野菜というものを認識してこなかったし、行事の時も殆ど屋上にいれば瑞希が来てくれたから一人ではなかったよ。
「そうか…まぁ、類が今楽しければそれで良いのだが…」
「僕が中学の頃の思い出を根に持っているか心配になったのかい?」
「お前が一人で思い出しながら夜中とかに泣いていたりしたら可哀想だからな…」
「もうそんなこととっくに忘れていたほどだよ(笑)だけど久しぶりに全部思い出したよ。君のせいでね」
「む、すまない……」
「フフ、嘘だよ。逆に昔の事を思い出すと自分が愚かに見えてとても楽しかったよ。後、君にちゃんと心配して貰えてるんだと思うと少し嬉しかったな。」
「勿論だ。俺の大切な恋人だからな。恋人の昔が酷いと流石に心配するだろ。むしろ…その…沢山守ってやりたいからこう言うのも知っておかないといけないなと思ってな…」
「…司くん…」
「あ、ほら早く飯を食べろ!あと5分でチャイムが鳴ってしまうだろう!」
「あ、ふふっ、分かったよ(笑)あ、そうだ。今日は珍しくおにぎりを握ってみたんだ。一つどうだい?」
「!類の握ったおにぎり…!!!」
「鮭と明太子がこの前親戚からたくさん送られてきてね。賞味期限もあって、短期間にたくさん食べることは不可能に近いだろうからおにぎりにしてやったのさ」
「そうなのか、もし類が良ければなんだが少し分けてくれないか…?」
「君、魚介類好きだったっけ…?」
「咲希が明太子を昔から好んで食べていてな…」
「では3パックほど明日持ってくるよ」
「そんなにあるのか!!」
中学の頃の僕、聞いてる?
僕、今幸せだよ。生きていて良かったよ。
あぁ、聞いているよ。幸せそうだね。孤独から救ってくれる人を待ってみるのも、確かに良いのかもね。
「類!次の授業の準備をしに行くぞ!」
司くんは僕の手を取って一言、
「俺はこの手を離すことは無い。例えどんなことがあろうとも。俺から約束させて欲しい。」
と。
「僕からもお願いしたいな。」
数年後、彼らの幸せそうに握られた手の薬指にはお揃いの金色が光っていたそうだ…。
あとがき
作者の処女作に手をだしていただき誠に感謝いたします。
お試しということでかなりクオリティーは低いんですが、これを見てもし、また他の作品も見たいなと感じて貰えれば嬉しいです。
また書く欲が出れば書くと思います。また、司類界隈以外も好む主なので、次書くのが司類と限った訳ではありませんのでご了承ください。
ここまで読んでくださり誠にありがとうございました。
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