ぴぴぴッぴぴぴッ
雫:ん、
朝は嫌いだ
ちょっと寒いし薄暗いから
母:おはよ 雫
雫:お母さん、おはよう
母:何食べたい?
雫:ヨーグルト
母:了解
朝は食欲が無いからいつもヨーグルトを食べる
母:そういえば、お母さん来週から長期出張になるからね
雫:あれ、来週だったっけ、
母:そうよ
あぁすっかり忘れてた
母:あと、従兄弟の冴くんと凛くんって覚えてる?
冴?凛?
雫:いや、覚えてない
母:まぁ会ったのはずっと前だものね
雫:その人がどうしたの?
母:お母さんがいない間一緒にいてくれるって
は?
雫:待って、え?何言ってんの
母:だから冴くんと凛くんが一緒に家事とか手伝ってくれるって
雫:昼間だけ?
母:何言ってんの一緒に住むのよ 同居
雫:いやいやいや!ありえないって!
私もう高一だよ!?
母:そういえば凛くんも高一らしいわよ! 同い年だし冴くんも高三らしいから歳近いじゃない!
雫:そこはどうだっていいの!
なんで私が男二人と同居するの!?
母:なんでって、まぁ仲良くやってよ!
雫:仲良くって、家事くらい1人でできるって
母:そんなこと言って〜料理だってまともに出来ないくせに
雫:ぅ、それは…
母:ね?悪い話じゃないでしょ
雫:はぁ、
どうやら時が過ぎるのは早いらしい
母:じゃあお母さんもう行くよ
雫:ん、気をつけてね
母:他の人に迷惑かけちゃダメだからね
雫:わかってる
母:お昼前には冴くんと凛くん来てくれるから
雫:わかった
母:じゃあ行ってくるね
雫:行ってらっしゃい
母:何かあったらすぐ連絡してね
雫:わかったよ
母:じゃあね
雫:またね
13時46分
お昼前には来るはずだったのに
雫:お腹空いた…、
来ないならもう適当にお昼ご飯買ってこよ
10月頃は少し肌寒い
財布持ったし、スマホ持ったし、、よし
ガチャ
**
**
雫:へ、!?
?:は?
?:どうした?
雫:あ、えっと宅配便ですか?
?:は?ちげーよ
雫:じゃあどちら様で、?
?:聞いてねぇの?
雫:と、言いますと?
?:糸師
凛:糸師凛
冴:糸師冴
雫:冴、凛、、、、あ
私の従兄弟ですか?
凛:雫か
冴:昔と身長変わってねぇんじゃねぇの?
結構失礼なやつだな
雫:申し訳ないですが私は覚えてないんですよ
凛:だからなんだ
雫:てか私があなた達にあったのって何歳の頃の話ですか
冴:凛と同い年で6歳頃まではずっと一緒だったぞ
雫:そんな馬鹿な、
冴:残念だが真実だ
“残念”だと?
雫:こっからお帰りいただくことは可能ですか?
凛:それは無理だ
冴:こっちも頼まれてるんでね
雫:じゃあ一言言わせてもらいますが
お昼前に来る予定じゃ無かったんですか?
冴:それはすまん
凛:チッ
ん?舌打ちした?
雫:私は今からご飯を買いに行くのでどいてもらっても?
凛:無理だ
雫:は?
冴:俺らが作る
雫:いやいやいいのでどいてください
凛:勝手に入らせてもらうぞ
雫:うゎっちょっと!
なんなんだこの人達は! 不用心にも程がある!
雫:あのー💢いい加減にしてもらえますか!?
一人暮らしくらいできるので帰ってください!
冴:俺らはお前の母親に頼まれてるんだ
なんてことしてくれたんだお母さん、
雫:母にはこちらから伝えさせていただくので、!
凛:お前は黙って座ってろ
雫:あなたとは同い年なんですけど!💢
凛:黙れチビが
雫:なっ、!?←168cm
きり悪いですが終わりにします、
誤字脱字などあった場合はコメントで教えてください‼️
コメント
2件
凛ちゃんって自分より1センチでも小さかったらその人のことチビ呼ばわりしそうw