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妖し美し水晶堂

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妖し美し水晶堂

3 - 第3話 イメチェン粘土【水晶堂にて】

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2024年12月03日

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「ルカ、あの御客さん大丈夫かな?なんか嫌な予感がするよ。」

確かに、私もそんな気がする。この魔法具師は長年やっているからね。

「ルカも魔法具師は長くやっているから分かるでしょ?」

「うん。なんとなく、だけどね 」

「ルカ、魔法具師何年やってたっけね?ええ~っと、180年?」

オイ。フィルよ、何を言っている。私は18歳だ。…なんてね。

さあて、透視水晶を準備するか。

棚の中の皿、皿、皿…?あれ?無い…。

「ルカ、皿はここ。前の御客さんの時に出しっぱだったんだよ。」

ならすぐに使えるかな。

皿に水を貯めて水晶を入れる。

御客さんが粘土を持って狼狽える姿が見えた。

「準備万端。」

水晶の中で御客さんは一歩を踏み出した。

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