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グチ

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グチ

1 - 第1話

♥

9

2022年10月25日

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あなたの前では、言いたいこと言って愚痴ばかりはいて


それをいつまでも聞いてくれると思っていた。


いつまでも甘えられる関係が続くと思っていた。


あなたに頼ることで自分の吐き出し口を作っていた。


それは二人の関係の終わりを早めると知っていても。


周りよりも私のほうが頑張っていると、あいつより私の方が辛い思いをたくさんしていると思っていた。


周りから見たらそんなに私は頑張ってないし、迷惑だし?愚痴ばっかりねちねちと言っている存在なのかな?


こんなに自分を押し殺しているのに、誰も気が付いてくれないのって思ってる。


年を取るごとに自分を吐き出せる場所は減っていき、自分が何をしたいのか、なんのために学校行っているのか、なんのために勉強しているのか行き止まりで迷子になっている。


やってみないと分からないこともある。と友達はさらっと言った。


その言葉の裏には、やってみたけど自分に合わず失敗することだってある。


と言われているような気がした。


あなたより私の方が努力していると、思ったよ。


自分のことしか考えられないし、周りの人は私よりももっと苦しめばいいと思う。


友達だって患者だって所詮、他人。


他人のことなんて私には関係ない。私より幸せそうにしているのが気に入らない。


前はこんなこと考えていなかった。もう少しマシな性格だった。


でも今の自分には自分をさらけ出す場所なんてない。


やりたくもない勉強をして学校でトモダチごっこしているだけ。上辺だけの関係にだって疲れて飽きた。


喧嘩なんてできるだけまだまし。喧嘩になるまえにシャッターを下ろされてしまう私はまだ幼いのかな。大学はおとな?こども?


もっとやりたいことをやって生きてみたかった。


親にも制限されずに自分の気持ちや感情をもっと行動に移せるくらいの勇気と行動力が欲しかった。


きっと小さなことも気になるし、一生許さない、許したくない。


一生苦しめ!って責めることで自分の性格が歪んでも、苦しんでも私はざまあみろ。


とつぶやくだけだ。


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