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うわー!!罪な男すぎるっ! ローレンがイケメン
刀也と途中でバイバイしてまた明日ねって言って急いで家に帰って
バイトに行く準備をする。
今日もローレンと一緒、まあローレンが出したシフトを見て
出してるからそりゃそうなんだけど。
大丈夫かな、変な顔してないかな。鏡の前に立って顔と髪の毛の確認。
前髪の巻きが少しだけ取れている気がしてアイロンの電源を入れる。
コームでささっととかしている間にアイロンは熱を持っていて
急いで前髪に通す。
前髪は少し伸びてしまって、アイドル前髪にするには少し、
めんどくさくなってしまったけれど
こっちの方がすこーしだけ大人びて見える気がする、から我慢。
ぼーっとしているとバイトの時間まであまりなくて慌てて家を飛び出す。
風がさっきより強くなっていて前髪直した意味ないじゃんって風にいらいら。
住んでいるところから歩いて15分。走って10分の所にあるコンビニがわたしのバイト先。
はあ、と少し息を切らしながら従業員用の入口から入る。と、珍しく先に人がいた。
「都愛、遅かったな。今日」
真剣な顔してスマホを見ていたのに
わたしが来たとわかった瞬間ふにゃりと笑うローレン。
そのままぽいとスマホを置いて
早く着替えてきなってわたしの手首を掴んで更衣室に押し込む。
なにそれなにそれ。ローレンだってわたしとシフトが一緒なの分かってたはずだけどさ、
なんか。なんか。
待っててくれたみたいじゃん。
考えすぎ?考えすぎだけどローレンのことだいすきだから。
これだけで心臓がきゅうってなったし顔がゆるゆるになっちゃって
真面目な顔なんてできないし。
身体を動かして着替えてはいるけれど頭と心はローレンでいっぱいで、
きっと向こうが何気なく発した言葉でもわたしは振り回されてしまうんだ。