そして、20XX年11月。
父と母は離婚した。翌月には新しい家も決め、引っ越しを始めた。
1月。
3学期がはじまった。でも、私の気持ちは壊れていった。
3学期が終われば、学年が上がる。
クラス替えがある。ただ、怖かった。
2月。
先生と生徒の一対一での面談。2回目だったけど、凄く緊張した。ドキドキしすぎて、心臓が飛び出そうだった。
そして、とうとう私の番。
先生は優しく、私に話しかける。
「最近どう?落ち着いてきた?」
私は嘘をつく。
「大丈夫ですよ。慣れてきたし。」
本当は慣れてなんかない。毎日朝が来るのが怖い。
「何かあったら言ってな?」
私は頷くだけだった。
けど、限界だった。私は先生に助けを求めた。
『私、本当は今凄く◯にたいです。私には生きてる価値がありません。小6の頃から気づいたら、片手にカッターを持ってる。◯のうとしてる。辛くて苦しくて。生きたくなくて。クラス替えも怖くて。毎日毎日朝が来るのが怖くて仕方がない。』
そう書いた紙をノートに貼っておいた。
それからしばらくして先生は気づいてくれた。
「葉瑠、ちょっと。」
「はい。」
「見たよ。ありがとーな。書いてくれて。」
「早速なんだけど、いつか放課後あいとる?」
話をした結果、期末テストが終わった日の放課後先生と二人で話をすることになった。
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やば…思い出しただけで泣けてくる…
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